一昨日は暑いほどで(最高気温30℃)、
キャンパスでは男性を中心に半袖で行き交う姿が見られました。
(上の写真ではお馴染み3年の韋彤さんが半袖で木に登っています)
しかし、昨日、今日と打って変わって北風がビュービュー吹き、
気温は30℃から翌日16℃へと急下降して、
今日なんか9℃ですよ(最高気温が!)。
おかげで昨日は風邪を引き、終日寝込みました……。
中国の天気は、海に囲まれた日本に比べて、
一日のうちの最低・最高気温の差(日較差)も激しいし、
日によっての違いも一昨日【真夏日】→今日【冬日】のように
時には驚きの変化があります。
ちなみに、
今日から4月12日までの天気予報はこんな具合です。
(「空気の質量」というのはPM2.5などを含む
いろんなものの汚染度測定ですが、
「優」→本当は「良」か「軽度汚染」、
「良」→本当は「軽度汚染」か「中度汚染」、
と思えば正確な値に近いです。
山東省菏泽(菏澤)天気予報
月 日 |
天候 |
最低/最高気温 |
空気質量 |
風向 |
今天 (4月04日) |
阴转小雨 |
3/9℃ |
優 |
东北风 |
明天 (4月05日) |
阴转多云 |
4/10℃ |
轻度 |
北风 |
周五 (4月06日) |
多云转晴 |
4/14℃ |
良 |
西北风 |
周六 (4月07日) |
晴 |
9/17℃ |
優 |
西北风 |
周日 (4月08日) |
晴 |
10/25℃ |
良 |
西南风 |
周一 (4月09日) |
晴转多云 |
16/27℃ |
良 |
南风 |
周二 (4月10日) |
晴转阴 |
10/29℃ |
良 |
北风 |
周三 (4月11日) |
晴转阴 |
10/22℃ |
良 |
北风 |
周四 (4月12日) |
阴转小雨 |
7/18℃ |
良 |
西南风 |
一昨日は爛漫の花を咲き誇っていた木々の花は、
今日、色も褪せ、寒さに震えて我慢していました。
樹木が大阪弁を話せたら、きっと
(ちょっとあんたら、何してくれてんねん!)
と文句を言うところでしょう。
ところで、
上の写真には、その時私も気付かなかったんですが
一つの悲しい間違いがあります。
さあ、なんでしょう、というか、
皆即座に気がつきますかね?
私だけですか、写真を見てようやく気付いたのは……。
着物用語は本当にややこしいですね。
着付け教室をしている先輩にお聞きした知識では、「前」は「自分の身体に密着させる方=内側」で、右を内側にしなければならないのに、学生たちは右を外に着たんですね~~。着物通には見せられないので、その先輩にも秘密です。せっかく去年菏澤学院まで来てコーチしてくださったのにこのザマじゃねえ(笑)。
そうでしたか、良いことを教えて頂きました。
じゃあ、これもアリかもしれませんね。
でも、着物党のおばちゃまたちは、これを見たら白目をむくかもしれませんが・・・・・
この機会に、どうして着物を右前に着るのか由来を見てみました。
中国では古代、身分の高い人だけが衣服を左前に着ていたので、聖徳太子がそれに倣って日本でも高貴な人だけ左前、下々の者は右前にしたという説があり、また養老3年(719年)に出された「衣服令(えぶくりょう)」という法令に書かれた「初令天下百姓右襟」(今を初めとして全国の百姓は右前に着ることを命ずる)という文が起源であるとも言われます。
死者が左前に着るのは、縁起を担いだのではなく、「死んだら高貴な人も庶民も平等だ。精一杯、立派な着方で送ってやろう」という意味だったそうです。1年生に浴衣を着せた3年生たちは、昨日の授業時私が、左前に着せてしまったことを告げると、とても恥じ入り、困っていました。でも、これで左前が元来、縁起が悪いわけではないと説明してあげられるので、ちょっと救われるかも知れません(笑)。
今日、菏澤は天気予報を下回り、最高気温7℃です……。
でも洋服感覚で、外国の人が間違えやすいんですよね。
日本でもこの頃、若者は間違えていることがありますけれど。
気温差はこちらでもです昨日は28度の夏日。そして今日は20度の予想です。何を着ていいやら戸惑います。