毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「山東省菏澤の大学宿舎での元旦」No.2745

2020-01-02 17:54:28 | 中国事情

宿舎の寝室・リビング・書斎にはお湯暖房が通っていて、

室温は15~18度ぐらいに保たれています。

(12月初めから3月中旬まで3ヶ月ちょっと)

中国を南北に分ける秦嶺・淮河(チンリン・ホワイフー)線の北側に位置するお蔭で

ここ、山東省には全ての家に暖房があります。

以前住んでいた江西省南昌市の宿舎は亜熱帯に指定されていて、

冬は暖房がなく、部屋の中は死ぬほど寒かったので電気ヒーターを机の下に置いていました。

教師の宿舎には下のと同型のエアコンがあることはあったんですが、

上部から暖かい風が、下から冷風が噴出していたので残念でした。

実はこのエアコンも、掃除してもらった直後から

埃が詰まっている(尘满)と表示されっぱなしで

設定温度30度でも、ただ生温い風が出てくるだけです。

それでも生温い風の前面に電気鍋でお湯を沸かしておくと、

20~23度のなかなか快適な温度になるのです。

もう一つの電気鍋でもお湯を沸かしています。

ガラス戸に湯気がついて曇っている状態、私は大好きです。

 

人参や大根の葉っぱも育っていますが、

下のは香菜(シャンツアイ:タイ語ではパクチー)です。

もうすぐ日本に発つので、こんな可愛い芽も食べてしまわないといけません。

北側台所の窓の外には氷柱(つらら)が。

 

台所の大理石の床はこの時期、水浸しになります。

これは中国南部のビルも一階部分はこうなるので、

中国のビル建設には断熱材が使われていないのだろうと推測しています。

下の写真では分かり難いですが、やはり床が濡れています。

・・・・・・・・・

それでもキャンパスの一角に年がら年中立っている

王禹偁(おううしょう)さんは

マイナス気温でもひび割れもせず、平常通りです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「藤井聡(経済学者)京大教... | トップ | 「『あの鐘を鳴らすのはあな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国事情」カテゴリの最新記事