毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国でも作る料理はやっぱり和風」No.2709

2019-12-03 23:07:37 | 中国事情

12月に入り、毎日最低気温が零度を下回る日が続いています。

先日、お友だちの「こきおばさん」のブログをのぞいてみたところ、

「寒い夜はこれが出番」と

甲州郷土料理「ほうとう」を紹介していらっしゃったので

さっそく山東省菏澤でもトライしてみることにしました。

自分の中ではだいたい「ほうとう」だな、と思うんですが、

日本の皆さんから見るとほとんど繋がらないかも

何しろ本物の「ほうとう」を食べたことがないもんですから、

とにかく鍋にサツマイモ、人参、白菜、エノキダケ、椎茸、玉ねぎなど、

ある野菜を入れて、豆腐(中国の豆腐は日本の木綿豆腐をさらに引き締めた固さ)と、

うどんの代わりに刀削麺(元々山西省の麺ですが今はどこでも入手できます)を

使おうと思ったんですが、

ちょうど昨日、煙台産緑豆春雨を水に戻して冷蔵庫に放置してあったので

それにしました(思えばこれが「ほうとう」のイメージを壊す原因かも)。

最後は味噌の代わりに豆板醤です。

日本の八丁味噌に似ていなくもありません。

熱々を器に移し、香菜(シャンツ、タイ語ではパクチー)を

トッピングしました。

風邪気味の身体があったまりました!

↓今日の王禹偁さん。中国宋代の官吏・文人ですが、

王朝に召抱えられてもダメなことはダメ、とはっきり言うので

何度も左遷されたり、追放されたりした山東省菏澤出身の名士です。

(今の日本の官僚たちにこの人の爪の垢でも煎じて飲ませたい)。

 

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