毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

ほっ、 あったかい日    2011年2月18日(金) No.66

2011-02-18 19:40:55 | 中国事情
 天気のことばかり気になる。
とにかく寒いのが嫌だから~。今日は曇りのち晴れ!
気温が10℃にもなった。これくらい暖かいともう気持ちも伸び伸びして、洗濯、散歩、買い物と何でもやったるで~、というふうに人生が明るくなる。

 今日は、学生たちもキャリーバッグを引きずって続々と戻ってきた。郊外の街が一気に活気づいた感がある。学生たちの顔を見ると、なんか呑気で可愛い子達ばかり。「お帰り~!待ってたよ~。」などと言いたくなる。自分も3日前に戻ったばかりなのに。

 夕方5時半過ぎに宿舎を出て、昨日に続き、本部キャンパスの北部を探索した。広いのでまだ全体が把握できないが、どうも大きな池が二つあるようだ。昨日の池とどう見ても同じには見えないので、そういう結論に達した。

 メチャクチャに歩いていくと、見覚えがある並木道に出た。地下の野菜市場に行く道だ。
久しぶりに階段を降りると、今日は出入り口付近でいつも居眠りしながら砂糖か何か白い粉を売っているお姉さんはいなかった。
もう薄暗くなっていて、ときどき足下が野菜くずでズルッと滑る。裸電球で明るく照らされている並びの店で、
みずみずしく立派な大根1本
   超長茄子を1本
   生姜を1つ
反対側の薄暗い方の端っこで売っているお姉さんから
   白菜中サイズ1個、
   超新鮮キュウリ2本買った。
全部合わせて11元だった。そんなに安くはない気がする。
 いつも行く「全家百貨」の野菜はここの市場に比べ、鮮度が低く、大根などは少ししなびている。その代わり重くないので安い。

 帰り道、(これからは野菜中心の食事を心掛けよう。この市場はちょっと遠いけど、1週間に1度は来よう。みんな農家の人たちばかりだ。どうせ買うなら農家の人に少しでも儲けてもらおう)と思った。
私の両親も農民だ。我が母も私が小学生のときは、痩せて鎖骨が浮き出ていた。そのころ家族で撮った写真があるが、私は情けない子だったので、父も母も貧相だなあと思っていた。南昌に来て、農家の女性を見かけるとその写真の母がいつも重なる。
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