加藤登紀子さんの歌声は、何十年も前から聞いています。
「帰りたい 帰れない」が初めに心に入ってきた歌でしたが、
「美しき 五月のパリ」と革命を歌ったかと思えば
「どこまで続く ぬかるみぞ 三日二夜を 食もなく~」と軍歌を歌う、
その縦横無尽さと歌心が、私は好きです。
彼女が歌う軍歌は、反戦歌です。
我が父は、脳梗塞で倒れ、意識がなくなっても
加藤登紀子さんの「知床旅情」を枕元で歌うと、
決まって泣きそうな顔をしました。
私は、意識が戻るかもしれないと思って、
何回も何回も「知床旅情」を耳元で歌いました。
しかし、泣きそうになるだけで、
意識は回復しませんでした。
三輪明宏さんの歌は
「よいとまけの歌」しか知りません(もう、それで十分満ち足りています)。
あとは、『もののけ姫』で森を守る犬神の声、
そして、数々の社会に対する意見です。
(そうだな、この人が言うことは本当だな)とずっと思ってきました。
毎日新聞ーー「おんなのしんぶん」でのツーショットがまたとないよさなので、
鮮明な画像を保存したかったのですが、どうしてもうまくいきません。
しかたなく、「おんなのしんぶん」の記事の一部分も一緒にコピーしました。
おときさん、ちょっと痩せたんじゃないの?
全国、全世界、駆け回りすぎて倒れないでね。