前日夜 京都発(高速バス)
1日目 甲府駅→広河原→北沢峠(ここまでバス)
(やっと歩き)北沢峠→馬ノ背ヒュッテ(泊)
2日目 馬ノ背ヒュッテ→仙丈ヶ岳→両俣小屋キャンプ場(泊)
3日目 両俣小屋→三峰岳→間ノ岳往復→熊ノ平キャンプ場(泊)
4日目 熊ノ平→塩見岳→三伏峠キャンプ場(泊)
5日目 三伏峠キャンプ場→鳥倉林道登山口(京都まで延々とバスと電車に乗る)
馬ノ背ヒュッテの外のベンチで
ご来光に沸く人々の横で
ラーメンを食し、荷造りをして出発です。
前夜、私の隣の寝床にいた単独の女性は相当健脚な方で
この日は私と同じ行程で両俣小屋まで行くと言っていました。
「お昼前には着いちゃうわねえ」と余裕の構え。
私なんかは「あの両俣小屋に行く」ということだけで
歩く前から緊張していましたが、
この心強い女性の存在ですっと緊張感が無くなり、
精神的に楽になったと思います。
仙丈ヶ岳山頂と仙丈小屋が見えてきました
花は盛りを過ぎていたようです。
仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳の間が比較的花が多かったです
大仙丈ヶ岳へ向かう。未踏のルートに踏み出す
3000メートルから2000メートルに向かって。
大仙丈ヶ岳からは標高をぐんと下げていきます
高望池。50メートル下ると水場があるようです。
倒木、苔むした登山道…。
親近感を覚えるのは、大峰山脈にどこか似ているからかも
両俣小屋に到着したらかわいい子たちのお出迎えを受けました。
小屋のおかみさんが猫好きだとか
歩き終わってみると、穏やかな稜線、樹林帯が続き
決して派手さはないけれど、心に深く残る旅でした。
けれども、翌日はまた3000メートルまで標高を上げなければなりません。
そう思うと、なかなか熟睡できずに何回も寝返りをうつのでした。
やっぱり倒木多いんだ。稜線からちょっと降りると、けっこうすぐに樹林帯に入るんだろなあ。
花は遅かったのね。ちと残念だね。
で、次の登りだよね。考えただけで、ひるむわ。
仙塩尾根で思い出すのは4年前に伊那大島駅で
南アを縦走するびすはんを見送ったとき駅で
一緒になったご夫婦のこと。
北沢峠までのバスも一緒で塩見岳まで縦走すると聞いて地図でその縦走路を確認しました。
びすはんの写真を見ながらいつかうちも歩きたいな~って思いましたけど3千メーター峰をつなぐ縦走路をテント装備で歩くのはうちにはちと無理かもです。
台風で山行き取り止めることになり気分は今朝の天気のように土砂振りです。。。
三日目はあの炎天下で3000mへの登りなわけですね。
最後の写真の後ろは川ですか?汗を流すため男なら服を脱いで頭から水浴びタイムですが、女性は長期縦走の時どうするのかな
倒木はどってことないよ。
野呂川越からの下りもすごいって聞いていたけど
そんなんでもなかったけどなあ
>花は遅かったのね。ちと残念だね。
いやいや、今回はお花好きの人によく出会って色々教えてもらっちったよ。
おかげで下山路も退屈せずに楽しめたよ。
目を凝らせば森にはたくさんの植物が生きているんやな。
>Mrs.Kさん
文章中にも書きましたが大峰に似た森は
Kさんもきっと気に入るなあ、なんて思いながら歩いていましたよ。
とにかく派手な、いわゆるアルプス的な稜線歩きばかりではなく
渋好みのするコースです。
って書くと興味を持ってもらえるかなあ。
いつかきっと行ってください。おすすめです!
>abcさん
コメントをありがとうございます!
abcさんは北アだったのですね。
午前中は南からもよく見えていましたよ。
>最後の写真の後ろは川ですか?
はい、野呂川ですよー。足を洗いに行きましたが
切れるほど冷たかったです。
両俣小屋は水場が蛇口になっていまして、
そちらはほどよい冷たさで頭から水をかぶりました~
>男なら服を脱いで頭から水浴びタイムです
長期縦走の時は女性の方がクサいかもしれません…
仙塩尾根・・・夢のようだなぁ
びすちん すごいねー
私なんか尾根から40分も両俣小屋におりるんかいっ
んでまた1時間以上かけて登り返すんかいっ
って勿体無がって行けません。
同じコースを辿る女性がいてよかったね。
それだけで心強いもんね
>私なんか尾根から40分も両俣小屋におりるんかいっ
>んでまた1時間以上かけて登り返すんかいっ
あはは、やっぱりそこですよね。
両俣小屋はバス停から林道を歩いて2時間ほどで行けるので
そこから仙丈ヶ岳に登るもよし、または北岳に登るもよし、ですぞ。
いい小屋ですよ。
>同じコースを辿る女性がいてよかったね。
>それだけで心強いもんね
はい。ひとりでいくのに度胸が足りないっつーか。
たまーに、その辺のことを軽く超越している人に出会えるのが
また旅の魅力でもあります。