「控訴人は・・・であるなどど、るる述べるが、・・・」
これは、ある判決文の抜粋である。るるを漢字で書くと、「縷縷」となり、「こまごまと話すさま」を意味する。裁判所が、「いろいろ述べているけど、あんまり意味はないよ」というニュアンスを表現したいときに用いる副詞である。
あえてひらがなにしたのは、例によって、「公用漢字に含まれていない」からだと思うが、この表記に違和感を抱かない人がいるとしたら、日本語の感覚がどうかしていると思う。「るる」と書くくらいなら、省く方がよい。
これは、ある判決文の抜粋である。るるを漢字で書くと、「縷縷」となり、「こまごまと話すさま」を意味する。裁判所が、「いろいろ述べているけど、あんまり意味はないよ」というニュアンスを表現したいときに用いる副詞である。
あえてひらがなにしたのは、例によって、「公用漢字に含まれていない」からだと思うが、この表記に違和感を抱かない人がいるとしたら、日本語の感覚がどうかしていると思う。「るる」と書くくらいなら、省く方がよい。