「治療院ってどんな所ですか?」 2025.2月
大磯駅から図書館を通過し、国道一号線を渡って海へ向かった道路沿いにあります。指のマークの赤い看板が目印です。ビッグマッサータハラとは、デカいマッサージ師という意味です。白いドアを開けるとマッサージベッドが一台置かれるだけのシンプルな治療院です。床は無垢の板張りで壁は漆喰塗り。窓からは光が差し込み、夜の照明は折り上げ天井になっていてライトが眩しくならないようになっています。大磯在住の建築士さんにマッサージされる側の視点で設計していただきました。治療院は健康になる場所なので、気持ちの良い空間になるようにこだわりました。天井にロングボードが掛けられサーフショップかと言われますが、私自身が一番リラックスできる空間かもしれません。
医学には西洋医学と東洋医学があります。西洋医学は薬や手術によって悪い所に直接アプローチします。東洋医学は人そのものにアプローチします。内面も含め体全体を見て、聞いて、触って、動きを見て全体を観察します。相手の悩みがどういうものなのかを想像することから始めます。その次に姿勢や体の使い方の特徴を捉え、症状の原因を説明します。後は私に任せて下さい。手技による刺激を最小限に留めて施術します。改善が見られると元気になっていきます。私は「治療院は元気な人が行く所」だと思っています。ビッグマッサーに来ている人は、明るく元気な人ばかりです。元気な体を見せてください。元気だからこそ定期的に健康状態をチェックし、ベストコンディションをキープすることが再発の予防につながります。
