裾花中,長崎です。
1年生の題材「粋にならべて,日本を感じて」の1時間目を2クラスで行いました。
まず,日本文化といって連想されるものをクラス全員順番に出していきます。衣・食・住だけでなく,ひらがなや漫画,折り紙なんていう発言も出て,ひとしきり盛り上がりました。
その後,中学1年生になって初めて触れる日本文化で,毎日使う物…,ということで,清掃の時にかぶる“手ぬぐい”に行き着きます。
ちなみに,長野県では無言清掃があたりまえですが,これって日本全国のスタンダードではないらしいですね…。
「手ぬぐいに使われているデザインには,それを使う人の願いや思いが込められているんんだ。昔の人にとっては,どんなときも身につけていて,毎日使う物だからね。だから,おめでたい柄や,福を呼び込む柄,季節を感じるような柄も多いんだよ。」
「そういう手ぬぐいを使うことが,江戸時代の人にとってはおしゃれだったんだね。そんな人を“粋な”人って言っていたんだ。」
そんな話をしながら,手ぬぐいの使い方のいろいろを見たり,市販されている手ぬぐいを実際に鑑賞して,マイ手ぬぐいのデザインのアイデアを考えていきます。
何もないところからではアイデアもなかなか出ないので,私の方で資料をいくつか用意しました。
『無事に家に帰る,から,交通安全の願いを込めて,蛙』
『災いが転ずる,から,サイコロ』
のように,だじゃれになっているものもあって,生徒たちはおもしろがって考えていきます。
「お金持ちになりたいから,まねきねこ」
「背がもっともっと伸びるように,たけのこ」
1年生には表現主題はなかなか難しい,といつか話題にしました。
ですが,「こうなりたいから,こんなモチーフを」ということは,つまり,願いから表すもの,表したいものを決めだしているわけで,いわば表現主題のようなものが,自然とここで生まれてくるわけです。
なかなかおもしろい発想ですよね!
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1年生の題材「粋にならべて,日本を感じて」の1時間目を2クラスで行いました。
まず,日本文化といって連想されるものをクラス全員順番に出していきます。衣・食・住だけでなく,ひらがなや漫画,折り紙なんていう発言も出て,ひとしきり盛り上がりました。
その後,中学1年生になって初めて触れる日本文化で,毎日使う物…,ということで,清掃の時にかぶる“手ぬぐい”に行き着きます。
ちなみに,長野県では無言清掃があたりまえですが,これって日本全国のスタンダードではないらしいですね…。
「手ぬぐいに使われているデザインには,それを使う人の願いや思いが込められているんんだ。昔の人にとっては,どんなときも身につけていて,毎日使う物だからね。だから,おめでたい柄や,福を呼び込む柄,季節を感じるような柄も多いんだよ。」
「そういう手ぬぐいを使うことが,江戸時代の人にとってはおしゃれだったんだね。そんな人を“粋な”人って言っていたんだ。」
そんな話をしながら,手ぬぐいの使い方のいろいろを見たり,市販されている手ぬぐいを実際に鑑賞して,マイ手ぬぐいのデザインのアイデアを考えていきます。
何もないところからではアイデアもなかなか出ないので,私の方で資料をいくつか用意しました。
『無事に家に帰る,から,交通安全の願いを込めて,蛙』
『災いが転ずる,から,サイコロ』
のように,だじゃれになっているものもあって,生徒たちはおもしろがって考えていきます。
「お金持ちになりたいから,まねきねこ」
「背がもっともっと伸びるように,たけのこ」
1年生には表現主題はなかなか難しい,といつか話題にしました。
ですが,「こうなりたいから,こんなモチーフを」ということは,つまり,願いから表すもの,表したいものを決めだしているわけで,いわば表現主題のようなものが,自然とここで生まれてくるわけです。
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