美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

鮫島鯉太郎

2018年07月27日 23時18分58秒 | 雑感ノート
長崎です。

漫画家の佐藤タカヒロ先生が亡くなって,もうすぐ1か月が経とうとしています。

初めてその訃報を知ったときは,ショックで何も考えられないほどでした。

やっと自分の中でも整理がつき,こうして文字にすることができるまで,長い時間が必要でした。



佐藤タカヒロ先生は,週刊少年チャンピオンで,長く連載をされていました。



鮫島鯉太郎…。



『バチバチ』『バチバチburst』『鮫島,最後の十五日』…。
 


大相撲を題材にした漫画です。


以前私は,美術では,自殺をしようとしている人を救えない,ということを書きました。


ですが,


もし,漫画も美術として考えるならば,その答えは大きく変わってきます。


漫画は,人生を変えます!



私にも,人生において,影響を受けた漫画があります。
いくつかの漫画の主人公を尊敬し,そういう人間になりたいと,私は本気で思って,現在まで生きてきました。



そんな一人が,鮫島鯉太郎,その人です。



自分の命を。

自分の魂を相撲に捧げ,

極限まで追い込みながらも,抗い続ける…。



そんな姿を,私は毎回,自分と重ねてきました。



鮫島鯉太郎は,14日目の,横綱戦を前に,物語を終えました。

タイトルは『鮫島,最後の十五日』…。

鯉太郎は,最終回どうなってしまうのか…。
力士としては幸せな人生であったとしても,残された人々は…?

いろいろな思いを胸に,毎週,熱い物語を見せてくれていたのですが…




佐藤タカヒロ先生が亡くなったことで,鯉太郎が千秋楽まで戦う姿を,この目で見ることはできません…。



でも



だからこそ,


だからこそ。


私の気持ちも途切れることなく


完結することなく


ずっと熱いまま,教育にたずさわっていくことが


これからもできるのかもしれません…。



鮫島鯉太郎に出会えてよかった。


これからも,鯉太郎への憧れは,変わることがないでしょう。





そんな,作品を生み出してくれた,佐藤タカヒロ先生。

本当に,ありがとうございました。






心から,ご冥福をお祈りいたします。