表題作を含む4つの作品から成る短編集。
2つ目にある「二十四羽の目撃者」は前に読んだ『被害者は誰?』を思わせるややコミカルな作品。それ以外は本格も含めじっくり読める話しでしたが、一番よかったのは、最後の「我が母の教えたまいし歌」かな。
母の死に直面した主人公は、30年前の父の死を思い出す。父の葬儀でその当時はまったく知らなかった主人公の姉の存在に気付き、その正体を探し始める…。
まぁラストはやはり巧い、と思わせる出来でこのへんの構成は見事ですね。
評価:★★★☆☆
2つ目にある「二十四羽の目撃者」は前に読んだ『被害者は誰?』を思わせるややコミカルな作品。それ以外は本格も含めじっくり読める話しでしたが、一番よかったのは、最後の「我が母の教えたまいし歌」かな。
母の死に直面した主人公は、30年前の父の死を思い出す。父の葬儀でその当時はまったく知らなかった主人公の姉の存在に気付き、その正体を探し始める…。
まぁラストはやはり巧い、と思わせる出来でこのへんの構成は見事ですね。
評価:★★★☆☆