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FC東京好き(サッカー&バレー)の元雑誌編集者で現在はテレビ番組記者。仕事よりも東京優先なライフスタイル謳歌中。

菊地直哉の償い。

2010-02-18 22:30:45 | 超私的ブックレビュー
今日売りの『Number』に掲載されたナンバーノンフィクションは菊地直哉。当時の事件から復帰までの過程が気になっていたので、さっそく興味深く読ませていただきました。
まぁ事件後の当人の心情や葛藤というものはある程度理解できました。そして菊地を受け入れた大分のチーム幹部、当時のチーム事情を考えれば難しい決断だったと思います。声援を拒否すると決めたサポーター、これも譲れないものがあったんでしょうね。愛するチームに新たに加わった助っ人がいわく付きの選手だったことに。そんな周りの批判を受け入れ、あえてその中に飛び込んでいった菊地の気持ちも痛々しい。
おそらく徐々にではあるが、菊地への批判も風化していって、いつかはしっかりとコールをしてもらえる日がくるとは思う。○げ○らのような同じ過ちは絶対に繰り返さないと思うが、菊地自身には事件直後の気持ちだけは今後もしっかりと心に刻んでプレーしていってほしいですね。そうすれば自分も一サッカーファンとして見守っていくぐらいのことは出来そうなんで。


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