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FC東京好き(サッカー&バレー)の元雑誌編集者で現在はテレビ番組記者。仕事よりも東京優先なライフスタイル謳歌中。

永遠の0

2011-05-27 00:38:01 | 超私的ブックレビュー
日ごろから小説はよく読むのですが、児玉清さんが亡くなられて、そういえば児玉さんが解説を書かれてた小説で、まだ読んでないのあったよなぁ、と思いだし1週間ほど前から読み始めた「永遠の0」。



太平洋戦争時の零戦パイロットの生涯を描いた作品なのだが、児玉さんの帯の文句とおり、まぁ読んでみたら分かるけど、普通に読んでて泣けてくる。
戦争を扱った作品は自分も何冊か読んでますが、まぁ泣けるのはもうしょうがない。戦争という過酷な時代を背景に生き抜く人間を、こうも素晴らしい文章で表現されたら、作品に引きずりこまれるのは必至。もう続きが気になって久々に一気読みしてしまった小説でした。