負傷者続出

ナビスコ清水戦で石川、磐田戦ではエメルソンが、そして五輪代表合宿中に梶山までも故障。う～ん、せっかくチームがいい状態になってきたのになぁ。でもこういうときこそ、控えに甘んじてる選手の奮起に期待したい。森村、池上あたりにはもっとやってもらわなくっちゃ。

真夜中の五分前

本多孝好の直木賞候補にもなった作品。非常に読みやすく著者の作品らしいスマートな、というかスタイリッシュな文体は健在。
主人公の男性は、本当に好きだった恋人を過去に交通事故で亡くしており、その後の生活における仕事や恋愛においてもどこかひねくれた性格でなかなかとらえどころのない印象を受けた。でもこの辺のアンバランスな描写も精巧に書かれており、作品自体の違和感はほとんど感じなかった。
その彼が同じく辛い恋をしている女性と知り合い、その彼女に惹かれ始める。がしかし、この彼女ともｓｉｄｅ－Ｂでは突然の別れが待っているという展開に。ラストの内容もちょっと心地良い感じはしなかったですね。
ｓｉｄｅ－Ｂで話しの流れがあえて少し奇を狙っているかのような展開は、ちょっとしっくりこないかなと感じましたが、作品自体のクオリティは相変わらず流石という感じでしたね。

評価：★★★★☆