西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

サンデー毎日

2010-07-28 15:06:36 | 石木ダム
週刊誌・サンデー毎日の7月11日号のグラビアに、3ページに亘って川原郷の写真が載っている。

      

写真を撮ったのは、大西暢夫さん。
大西さんは、写真家であり、映画監督でもあり、最近出版されたフォトエッセイ「ぶたにく」はベストセラーにもなっている才能溢れる方なのだ。

10年ほど前、岐阜県に建設された徳山ダムによって、村ごと沈んでしまう徳山村に暮らす人々を取材された「僕の村の宝物」と言う本を読んで作者に引かれ、次に出た「山里にダムがくる」も買って読んだ記憶があった。

その大西さんを、石木ダム建設絶対反対同盟が主催した「3.14団結集会」で昨年と今年お見かけした。
ジャーナリストといえば、大柄でごついという先入観があったが、大西さんは小柄で優しい目をした実に控えめな方だった。

       

その大西さんが撮った「見ざる、言わざる、聞かざる」の櫓とダム小屋に集まるばあちゃんたちの写真が3ページに亘って掲載されているのだ。「大西さんから送ってきたよ。」とS子さんが、座り込みの現場にサンデー毎日を持ってきて、みんなで回し読みとなった。

ばあちゃんたちも、熱心に見ている。みんな欲しいという事になったが、川棚の本屋さんには1冊もないという。
S子さんは本屋に注文するというが、ばあちゃん達はみんな早く欲しそうだ。

それで、「佐世保で買って、明日の座り込みに持ってきますよ。」と約束。

さて、川棚からの帰りに一番近い本屋に直行。佐世保では大手の本屋の支店だが売り切れで1冊もなし。
次に全国チェーンの〇た屋へ。1冊しかない。ええ~っ!「サンデー毎日」ってそんなに売れるの?
次に我が家の近くの商店街にある本屋さんへ。5冊あって、ちょっとほっとする。

でもまだ6冊。
駅のキヨスクに行けばあるかも…。そこで佐世保駅へ、6冊残っていて大正解だ。
駅の隣のビルにある本屋で1冊。我が家の分も入れて、あと2冊。

佐世保中心の商店街、四ヶ町にある本屋で2冊。やっと15冊揃ってよかった。

翌日、座り込み現場に持参した。

       

ばあちゃん達は、恥ずかしそうだが、全国発売の週刊誌に載ったということで、どこか誇らしげでもある。

そして、とても嬉しそうだった。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わぁ~!凄いですね! (mck)
2010-07-28 20:59:19
石木のおばあちゃん達、
全国区の週刊誌のグラビアアイドルですねっ!?
15冊揃ってよかったです。
おばあちゃん達の宝物ですね~!
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そうなんです~^^ (そぷん)
2010-07-28 21:41:06
現在、付け替え道路工事が中断中なので、座り込みも中止。

なので、この話は3週間ほど前のことです。
約束したのに、週刊誌が揃わなかったらどうしよう回った事が思い出されます。
しかし、!よかった~~
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