西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

石木ゲート横(6/17)

2016-06-17 21:01:29 | 石木ダム
梅雨の時期、「曇り空の今日はムッとするような湿った暑さだろう」そう思いながら着いた石木ダム建設事務所前のテントは、ひんやりとしていて薄手のカーディガンでも羽織ったがいいようなお天気だ。

今朝は、川棚町の清流の会のⅠさんと地権者のSさんも一緒に座り込んだ。



いつもより職員の車が少ないが、出張でもしているのだろうか?


午前9時30分、ゲート横のテントへ向かった。



「今日、来てくれると思うとったよ。」とFさん。 「だからキャベツば取っておいたよ。持って帰ってね。」とRさん。
キャベツを生産しているSさんが、「みんなで分けて。」とテントに収穫したキャベツを持ってこられたのだそうだ。「だから取っといたよ」ということなのだが、「みんな」の中に私も入れてもらって嬉しいけれど申し訳ない気持ちにもなる。

地権者の皆さん方を長年にわたり苦しめてきた張本人は佐世保市なのだ。

長崎県だ、という方も多いだろうが、2011年に開かれた事業説明会で金子知事(当時)は、「佐世保市が水が足りりないというから石木ダムが必要なんですよ。」と発言した。
そのことから考えても、足りている水を足りないと言い続けている佐世保市のほうがはるかに罪が重い。

半世紀にわたり地権者の皆さんを苦しめて、どんなお詫びができるだろう。

しっかりした為政者を選ぶこともできない佐世保市民の一人である私は、だからこそダム工事を進展させないためにゲート前に通い工事を止めるために微力を尽くしているのだ。


午前10時30分、石木ダム反対運動を応援してくださっているアウトドアメーカーのパタゴニアからと長崎県立大学の先生、石木川まもり隊のMさんがテントに見えた。

私は今日こそ合歓の花を撮りたいと川沿いに木のそばまで行ったのだけど、突然デジカメが動かなくなり、万事休す。




カメラはどうやら寿命のようだ…。




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