西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開2日目

2015-05-20 21:00:54 | 石木ダム
今日から監視カメラが作動しだした。



このカメラは、現場へ入るためのメインゲートの中に設置されている。

メインゲート前で抗議を続けている私たちの動きを、どうやらダム事務所の中でリアルタイムで
見ることができるらしい。

午前9時30分、ダム事務所の所長以下9名の県職員が、4台の車に分乗して昨日と同じようにやって来た。



そして昨日と同じように「ここは県が取得している土地です。工事をさせて下さい。」と言う。
私たちは無言でプラカードを見せる。ここまでは昨日と同じパターンだ。

「みなさん、顔を上げて何か話をしてください。」と所長が言い出した。思わず笑いそうになる。とんでもない。そうやったからこそ去年8月には23人が通行妨害の仮処分申請を受け、16人について決定が下されたのだ。

私たちが黙んまりを続け、暑くてたまらないのにネットつきの帽子を被っているのは誰のせいだ。

所長は10分ほどで帰って行ったが、その間に県職員は私たちをビデオで撮影し続けていた。





午前11時、昨日と同じくテンションの高い河川課企画監登場。



こちらは5分ほどで引き上げた。

昼食をはさんで午後2時、私たちが待機しているメインゲート前に1台の車が止まったが、誰も下りては来ない。企画監と職員が乗っていたらしいが、偵察だけだったようだ。





午後3時40分。
再度、所長がやって来たけれど、朝と同じことだ。



「また来ます。」と言って所長は帰って行ったが、マスコミには「現段階では法的手続きは考えていない。警察権力を使うつもりはない。持久戦だ。」と言ったらしい。

持久戦?
地権者はもう40年もこの問題で闘ってきている。持久戦は苦にならないはずだ。

さあ、持久戦、やろうじゃないか!




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