西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開5日目

2015-05-23 20:59:14 | 石木ダム
昨日、私たちが差し出した『明日は何時に来ますか?』のプラカードには、県職員からの返事はなかったが、マスコミには「私たちは休みですが、業者は休みではないので。」と話したらしい。

「来ません。」とは言わず、思わせぶりな言い方である。

ひょっとしたら業者だけでゲートを開けて中に入るかもしれない。それで、朝8時には集まろうということになった。

午前7時半、業者の詰め所を通過したが1台の車も止まっておらず「土曜日だから休むのかもしれない。」と夫と話しながらダム小屋へ。

しかし、そのあと地権者の方から「軽乗用車が止まっていて作業員もいる」と情報が入る。

急いで身支度をしてゲート横のテントへ向かった。



町内から3人、佐世保から2人の支援者と地権者あわせて15人でテントで待機した。

待機しながらも地権者のみなさんは、来週の土曜日にある「ほたる祭り」の準備に余念がない。
次々と仕事をこなしていくみなさんに脱帽するばかり。


業者は車で見回りには来るが、ゲート前にはやってこない。


ゲートの前の石垣には5年前の座り込みのときに打ち込んだダム反対の看板がある。



その前には県が立てた「県有地に着き立ち入り禁止」や「工事に支障をきたす行為禁止」の看板がある。





今日の石木川はゆるやかに流れ、遠くの田圃にはサギがいる。



ダム小屋ではばあちゃんたちが麦わらでホタル籠を編んでいる。みなさんとても器用だ。






結局12時まで業者はやって来なかった。

久しぶりに穏やかな「こうばる」。いつもこんな日々であればいいのだけれど…。





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