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わが家のヨークシャーテリアのチャーリーは、9月5日に12才になりました。
私が60才の時、チャーリーが家の子になりました。60才というのは、犬を飼うための年齢としては、ぎりぎりだろうと思いながら、チャーリーを飼い始めました。
もし、チャーリーが20歳まで生きたとしても、私は80才、何とかチャーリーの最後まで見てやれるだろうと思ったのです。
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ところが、そういう思い込みは、外れることが多いですね。私が65才の時、夫が倒れ、その看病疲れでか、私が病気になり、66才の年に、1年のうち、7か月も入院したのです。
何度も命の危険を通り抜け、寝たきりだったのが何とか歩けるようになり、家に帰りました。
ところが、チャーリーは、私を避けるようになり、母と妹にくっついています。
それまで、毎日、平穏だったチャーリーの日々が、夫がいなくなり、私がいなくなったことで、訳が分からなくなったのでしょう。
私がまたいなくなるかもしれないと思うのでしょうか、私への信頼感をすっかりなくしてしまいました。
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私は、本当に傷つき、どうしてあんなにかわいがってきたのに、と思い、それでも、やっぱりちょっとでもなついてきたら、チャーリーはかわいいと、思ったりしていました。
2・3年は、そうして腹を立てたり、かわいがったりの日々でしたが、いつのころからか、私に一番くっついています。(もしかすると、母が一番かもしれませんが)
今、12才になって、少しずつ衰えが見え始め、目は白内障になり、耳も少し聞こえなくなりました。
ただ、走る格好は、今も元気いっぱいで、見ているだけで、こちらが笑顔になるチャーリーです。
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そんなチャーリーと私とのつながりを思うと、チャーリーにとっても、私にとっても、家族みんなにとっても、本当に思いがけないことや、気持ちがつながらなくなったと思うことや、それでも、やっぱり愛しているのだと思うことで、みんなの気持ちは同じなのだと思います。
チャーリーが12才になったこの頃に、犬と私とのつながりのこと、犬も気持ちのつながる家族だと思っていることを、書いておきたいと思いました。
チャーリーだけではなく、今まで一緒に生きてきた犬たちのことも、同じように思っています。
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