美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

ローリーのいた日々

2023-12-04 14:16:49 | 

犬のいる日々は、自分の周りに、少し暖かい空気が流れているような気がします。犬は人に気持ちをつたえ、人も犬に気持ちを伝えて、お互いに分かり合えるように思います。

私が一番愛した犬は、ミニチュア・ダックスフントのローリーです。ローリーはメリーの生んだ犬の1匹でした。メリーのように賢さがピンピン伝わる犬ではありませんでしたが、その代わり温かな空気がふんわりと周りに流れているような犬でした。

なんでもメリーの真似をして、それで納得しているようでした。自分が自分がという感じは全然ありませんでした。自分の興味のあるところでは、やりたいことをやるという感じでしたが、周りを気にして何かをするという感じはありませんでした。

家族が大好きで、メリーも大好きでした。メリーが一度動物病院へ入院たことがありましたが、その時は帰ってきたメリーを見て、家じゅうを走り回って喜びを表現しました。

私が近所の赤ちゃんを抱っこしていると、私の周りを走り回って、ワンワンと吠えました。僕のお母さんが、誰か抱っこしているのを許せないという感じで。

ローリーは私にとっては、自分で取り上げた犬でしたし、ずっと一緒に生きてきたという感じがするのです。

ローリーは16才まで生きて、自分の命を生き切ったという感じで亡くなりました。最後のころは、体が弱く、しょっちゅう病院へ通いましたが、私は、できるだけローリーの楽なようにといろいろ工夫して過ごしました。

いろいろなことを感じるローリーとの生活でしたが、人と犬が一緒に生きるということが分かったと思います。

この絵は、1992年、私は43才、ローリーは1才になる年の写真を見て描きました。春にドライブして、ローリーと一緒に遊んだ時の様子です。一緒にいろいろなところに遊びに行ったなあと思い出します。実際のローリーは絵よりもずっとかわいいです。

このころは、とても元気で、走り回っていたローリーです。出かけても、メリーはおばあちゃんに抱っこされていたことが多く、ローリーは、夫や私と走り回っていました。若いころの犬は、走り回るのが特技のように走ります。そんなころの愛しいローリーの姿です。

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