美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

高齢者講習を受けて免許更新しました

2021-10-30 16:21:39 | 私の日々
私と免許証とは、自動車学校に行った時から、ずっと涙なくしては語れないお話がいっぱいです。

教官がもう大丈夫と言って受けた、仮免の試験で、ポールにポンポンポンと当たり、結局3回目で受かりました。

教官がちょっと怒って、路上の講習が長かったこと、そのうえ、コースではない、難しい道を走らされ、本当に怖かったです。

免許を取ったとき、夫に、走らないと運転できなくなるから、毎日走りなさいといわれ、1年間、毎日走りました。

買い物に行く以外は、近所を走ったのですが、しょっちゅう道に迷って、どうやって家に帰ろうかと、悩んだこともありました。

でも、今運転できるのは、この夫のお達しがあったおかげと感謝しています。

運転はあまり好きではなく、一時は、あまり運転しない時期があったのですが、29才で免許を取り、40代前半で自分の車を持ちました。

それからずっと、ちょっとこすったりしたことはありますが、人身事故はなく、何とか運転してきました。病気になったときも、歩くより運転のほうが楽だったので、入院中以外は運転してきました。

2018年12月に右足首を骨折して、その時から妹が代わりに運転してくれるようになりました。そうすると、どんどん甘えて、自分では全然運転しないという状況に陥りました。

2021年11月に免許を更新しなくてはなりません。70歳以上になると、高齢者講習を更新前に受けなくてはなりません。その案内のはがきに、自動車を運転するという項目があり、ヒェーと私は目の前が真っ暗になりました。

これは大ごとだと、2021年の夏が終わったころから、また運転の練習を始めました。2年以上運転していなかったので、ちょっと心配しましたが、忘れることはないのですね。あまり緊張することもなく、運転はできました。

でも、自動車学校の車は大きい。私の車は、ワゴン型の軽です。絶対運転できないと思い、人に聞いたりすると、みんな大丈夫といいます。自動車学校の受付の方が、「試験じゃないんだから大丈夫。これで眠れるでしょう」と、慰めてくれました。

何回か運転の練習をして、高齢者講習を受けました。視力の検査など、役に立った講習があり、運転の時間になりました。教官は、とても優しく、バックの時の位置なども教えてくれたので助かりました。

信号や一時停止やカーブなどはきちんとできたので、「ちゃんとスムーズに運転できました。これからも、気を付けて、運転してください」といわれ、思っていたより大変ではなかったと思いました。自動車学校がいいのか、教官がいいのか、どちらもでしょうね。

そして、昨日、免許の更新に行きました。これからは、高齢者なので、3年ごとの更新になります。高齢者になると、いろんなことが変わって、大変になりますが、仕方ないでしょう。

これからは、近いところは、自分で運転して、体の調子が悪いときに、妹に頼もうと思っています。高齢者や高齢犬のいるわが家では、何か起こったときに、車の免許は、持っている方がいいと思っているのです。


コメント (2)
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