侍ジャパンは、果たして、WBCにおいて、世界一に輝いた。ヒーローは沢山いた。ダルであり、大谷であり、吉田であり、村上であり…。あげるとキリがない。強いて栗山監督のなしたリーダーシップに興味があった。彼は日ハム時代、日本一に輝いたことが一度だけあった。退任の数年間は、Bクラス5位に低迷していた。口癖は「俺が悪い。」だった。辞める2年前、シーズンを終えたときに「責任を取る。」と発言した。私自身、栗山監督ついに辞任を決断したかと敬意を持ったのを覚えている。しかし、舌も乾かないうちに「僕は辞めるとは言っていない。責任を感じているといっただけだ。」と…。私は唖然とした。今回も同じような発言があった。「監督、疲れたんだ。これでゆっくりして子供たちの指導にあたると良い。」と敬意をこめて思った。でも彼は、一区切りの辞任であって、オファーがあれば「また、やる」といった。なんだ、この人、また同じかと思った。
栗山監督は、その後、テレビに出ずっぱりで監督論を説いていた。よく分からない。この人は仮面なのかと思った。プロ野球の監督論とは、こんな彼を指すのではないように思う。振り返ってみないと、真実を見失う。
栗山監督は、その後、テレビに出ずっぱりで監督論を説いていた。よく分からない。この人は仮面なのかと思った。プロ野球の監督論とは、こんな彼を指すのではないように思う。振り返ってみないと、真実を見失う。