田原総一郎氏のつぶやきに賛同し、…

彼がサンデープロジェクトを下ろされて、久しい。以後、ＢＳテレ朝で頑張っている。週一のつぶやき送信が私宛にも届く。今週の田原氏のつぶやきに賛同した。よく「失われた２０年」と言われる。確かに２０年、世界の中でも日本の地位はどんどん下がっているという。例えば、一人当たりのGDPは２０００年には世界で３位であったものが、２００８年には２３位に落ちているという。
総合国際競争力も、９０年には世界第一位であったのが、２０１０年には２７位に落ちているという。なぜこれほど落ちたのだろうか。田原氏は、国際社会の中で日本の技術力は高いのに関わらず、商売が下手になっていると解く。
例えば昨年の暮れ、アラブ首長国連邦が原子力発電所の発注をしたがなんと受注したのは韓国であった。なぜ、日本が負けたのか。東芝や日立は原子力発電所を作ると言う事で受注しようとした。ところが、韓国が原子力発電所を作り、しかも運転もする。そして６０年間安全を保障する、と言う条件を示して勝った。原子力発電所だけではなく、全部１パッケージで提案したのである。これをシステム輸出というようである。今まで日本は原子力発電所をはじめテレビ、自動車など単品輸出をしてきた。
その時代が終わろうとしているのである。田原氏のこうしたつぶやきに賛同した…私は、いつのまにか、嫌いな田原が好きになりつつある…。

Ｐ業界の不振

道南のＰ店の経営が芳しくないようである。創業者が急逝してから子息が経営を任されているのだ。二世で経営が上向くのか、不安だったが、どうもそれが的中しそうだ。当面、顧問料が半減し、継続したいとの申し入れがあったが…。どうなることやら不安だ。子息が経営に関与してくれれば、もっと変わると思うが、そんな兆しは見えない。