地震予知連の看板
兎に角、変だ、気象庁。今回の木曽の御嶽山における突然の噴火。ひどい人災に発展した。定番の記者会見。予知連の会長と称する方。れっきとした会長だから、権威も権限もある方なのだろう。この種の火山爆発k予知は不可能だ、無理だったと居直った?。
自らの安全は自らで守って欲しいと言う。火山に近寄らないで…、ヘルメットをかぶって…。自衛が必要なんだというんですね…。
でも、数日前から火山性の地震が断続的に続き、ピタッとおさまった状況があるというのではないか。こうした異常の状況を読み取る能力までもないのかな。
火山近くに住む古老の中に、ホームドクターと呼ばれる予言者がいるとか。山の音、臭い、山の色で異常を見抜くことのできる能力があるらしい。10数年前の北海道有珠山の噴火は、それを予知した古老により人災を免れたと言われる。
予知連は補助金なりの税金が投入されている。東北大震災の時も「想定外」の言葉が飛び交い、ひんしゅくを買ったことがある。
医者は病原を探索する能力、弁護士は法的問題点の探索と組立能力、マスコミは事実の探索能力が問われる。
予知連は、当然に地震や噴火の予知能力が問われる。オオカミ少年になってもよい位の危機回避の情報を国民に提供する義務もあるのだ。
データばかりでなく、人間らしい感性も加えていたら、「おかしいので、気をつけて…」程度の警報が出せたのかもしれない。
予知連の看板を外したらよいのではないか。