NHk ウクライナ侵攻72時間 ゼレンスキー大統領らの苦悩の放映を見て、敬意と涙した。昨年2月のロシアの侵攻当初、西側各国は早期の降伏とゼレンスキー氏の亡命を画策したと放映された。米欧の先進国は、ロシアを怒らせたくない、敗戦必至を考え、そう進言したのだろう。ゼレンスキー氏の側近も亡命を進言したというのだ。ゼレンスキー氏そして4人の側近は、ウクライナに残り、国民と共にロシアと戦い、勝利すると国民に向けて、戦場の屋外から国民に語り掛け、今に至る。戦場に向かう、妻子あるウクライナ兵士を見送る妻子に涙した。キーウに侵入したロシア軍にウクライナ国民がこぞって、追い返しコールする姿に涙した。プーチンは、ウクライナを「敵」に仕立て上げ、その敵国になだれ込んできて、殺戮が起こし、戦争が続けられている。欧米各国、我が国は、ウクライナの支援を強く主張し、軍事支援を続ける。終わりのない、戦争かもしれない。でも、ゼレンスキー氏そして側近が国を守ることを最大優先として、今にある心意気に涙し、微力ながら、ウクライナの完全勝利を願うばかりである。
一昨年、朝のウォーキングで声掛けしたおばぁちゃん。今、何処にいるのか、どうしたのか。身長は150に満たない老婆。ストックを両手にたどたどしく歩み続ける毎朝に関心を持った私は、そのばぁちゃんに声掛けをした。「おばぁちゃん。元気ね。いくつになるの…。」怪訝そうに私を観察するおばぁちゃん「あんたはいくつじゃ。」逆質問された。それで、私は年相応のとしを答えると「わしの、二番目の子と同じか…。」と少し、見下げたものいい…。「おばぁちゃん、いくつになるの。」「わしか、９５歳になった、3月〇〇日生まれ」と答えた。元気であることを感心したことを伝えると、おばぁちゃん、「あのな、生きるということは大変なことなんじゃ。」と言葉を返す。そして、ストックを上手に使いながら、その場を立ち去って行った。「生きることの大変さ。」強烈な言葉であった。以後、時々に歩く姿を見かけた私は、長く生きているこのおばぁちゃんに敬意を表す意味で、朝の挨拶をし続けた。元気でいて、欲しいと念じ続けてきたものだ。1昨年冬期間は家に閉じこもり、昨春の4月には散歩の再開を確認した。でも、おばぁちゃん。今年は、まだ姿を見せないのだ。今朝も姿が見えない。もう齢は97歳を超えたと思う。どうしているのだろう、どこにいるのだろう…。私は、明日もおぱぁちゃんとの再会を祈り、ウォーキングを続けていくつもりだ。