gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

裏金問題の先例踏襲の危険

2024-01-02 10:14:05 | 日記
 今回の自民党国会議員によるバーティー券購入を巡る裏金づくり事件。検察上がりの弁護士や自民党寄りのコメンテン―ターは、たかだか1000万円程度の裏金づくりでは身柄拘束には至らないとうそぶく。そして、数十万円では話にならないもいう。確かに入りと出の記載がないことは形式犯で、悪性は弱いとでもいいたいのであろう。裏金作りのためにパーティー券の売り上げ中のいわゆる不正なお金だけ、記帳しなかった背景にどす黒さが垣間見えるのである。問題なのは、その金を何に使ったかということだ。選挙資金に使われ、これが買収資金となっていないのか、私的に使われていないのか、東京地検は、その背景を調べている筈である。政治資金規制法の形式部分にとらわれず、公選法違反或いは脱税まで視野にいれている筈だ。これが金額の多寡に左右されないのだ。小生は、東京地検の捜査の展開を固唾をのんでみている。この捜査で東京地検が、森友学園事件の大阪地検の捜査規模の地検になり下がることはないと信じる。