反共をうたう、旧統一教会と自民党との悪しき友好関係は長年続いてきたのだろう。元安倍総理の暗殺を契機にその関係があぶりだされて久しい。これほどの数の自民党員が旧統一教会と関係を深くしていたのにも驚きだ。兎に角当選したいとの一心で、関係を維持し続けてきた党員が多かったと思う。今回、新法が成立されようとしているが、未だ、マインドコントロールによる寄付行為の定義ができないと野党とバトルする与党。他の宗教政党の存在がちらつく。今こそ自民党は、半世紀以上続いた統一教会との悪しき関係を断ち切るチャンスなのだ。質問権を厳しく行使し、法人格をはく奪する、解散命令の請求まで行き着くには、こうした「定義」が必要である。さまざまな抵抗そして、妨害もあるが、国民のためにやり遂げる責任が自民党にある。
自民党と旧統一教会との腐れ縁。解明されないままに、論点ボケで終わってしまいそうだ。旧統一教会信者の息子から、安部元総理が銃撃され、なぜ、殺されてしまったのか。これがかいめいされないうちに、新法成立とかでお茶が濁されそうだ。旧統一教会と自民党との関係は、どうも1968年に、大物右翼の笹川良一氏と岸信介元首相らが発起人となって、統一教会と共に「国際勝共連合」という、反共産主義の団体を作ったことに由来するようだ。そして安倍元総理の命が奪われたのだ。これを解明せずして、旧統一教会との関係を断ち切ることができるのだろうか。真の解明を期待するものである。