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安部晋三元総理の国葬に思う。

2022-07-28 07:57:17 | 日記
凶弾に倒れた安部元総理。長きにわたる総理経験者として多くの実績を残された。良しとすることもあれば悪しきとすることもあった。今のこの時代、個の人を崇め、神格化しようとする今回の国葬に違和感を覚える。政党政治の代表者として、所属する党とこれを崇める有志で葬送するのが筋のような気がする。安部元総理に対する世論調査では国民の70%以上の方が、『森友・加計問題は納得いかない』と答えている。正にこれが元総理の負の部分なのである。
 歴史観はこれを払しょくするのだろうか。そんなことはありえないと思う。語り継がれてこそ、安部元総理の評価が未来へと引き継がれていくのである。崇める必要もないし、神格化することもない。長く総理の職にあった彼に敬意を表し、その軌跡を評価していくべきなのである。安部元総理は、北方領土、拉致問題など心残りのことも多かったと思う。これも、あとに続くものがいつか、回答を見出してくれるとおもうのである。国葬は反対だ。

安部氏銃撃死に思うこと

2022-07-15 09:47:50 | 日記
 功罪というかグレーな政策もあったが、歴代総理の中では稀有な政治力を発揮した政治家であった。第一次政権は、半ばというよりも早期に政権を放り投げた、悪い意味での政治家でもあった。そして復活。安部元総理には、間違いなく指南役が多数いた筈だ、政策すべてについて、盤石であった。指南役がいないとあれほど完璧に近い政策は練れなかったと思う。「もりかけ」とか、桜見る会とか、負の部分もあったが、外交力もあり、良き政治家であったと思う。そうした中、街頭演説では、反対勢力も多く、馬事雑言が浴びせられもした。サッポロでデモというのか、反対勢力を道警が強制排除したことについて物議をかもし、訴訟まで発展してしまった。やりすぎ警備、そんたく警備と揶揄され、未だ裁判継続中だ。このデモ排除は、今回のようなケースを最悪と想定した警備だったのだ。なにもなかったから、過剰だと騒ぎ立てたのだ。今回、最悪のことがおきてしまった。関係者警備、警察警備に、安部元総理を守ることについて、この訴訟騒ぎが影響し、手薄な警備になった可能性が高い。
確かに今回の事件は警備上の問題点が多すぎる。しかし、サッポロの出来事が警察警備を委縮させたというか、過剰の批判を受けない警備に陥ったのかもしれない。危機管理とは、最悪を想定し、最大の努力をし、最小に留めることにある。警備だけの問題ではないと思う。

安部元総理銃殺に思う。

2022-07-09 09:09:29 | 日記
 地元紙に著名なジャーナリストらが安部氏殺害に関し、異なる視点から意見を述べていた。ノンフィクション作家保坂氏「動機至純論」という5.15事件当時の倒錯した論理が波及してしまうと社会がゆがむと警鐘をならす。その意味とするところ、動機が正しければ何をしていいという考え方という。映画監督森氏は、インターネットの普及が容疑者を一般の人として、ネットの中で自分の思想信条を純粋培養し、先鋭化させていった可能性を否定し得ないと指摘する。ジャーナリスト青木氏は、人々は政治に絶望し、不満や憤まんが宙をさまよい、或いは地下にマグマのようにたまっていた。それが向かったのではないか、分からないがと分析する。今回の起きてはならない事件ンが起きてしまった訳で、我々に今の日本社会の何かを現しているのかもしれない。今回の事件に関し、与野党を問わない政治が皆が異口同音に「言論封圧、あってはならない。」など子供でもいえる意見を述べている。この著名人のように、もっと違った意見がないのか。でもあってはならない事件が起きたのだ。