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田原総一郎氏の朝生を見て

2017-05-12 08:16:13 | 日記

4月の朝生は、30周年記念であった。若かりし頃の田原氏のビデオが写された。左翼そのもののいで立ちで、「俺の最も嫌いなタイプ」として過去の悪いイメージを強烈に彷彿させた。あれから30年たった。田原氏も随分と穏やかになったものだ。でも、彼の本質は過去も今も変わらないと思う。そうした中で過去の出演者を見ると、大島渚氏、野坂昭如氏ら、反体制の権化ともいうべき者であった。嫌いな人々を誰かが負かしてくれることを期待して番組を見たものだ。左翼、リベラルの論客全盛の時代と言ってよいかもしれない。最近はどうか、田原氏が好むのかどうか良く分からないが、時代は変わったものである。三浦瑠璃さん、駒崎弘樹さん、古市憲寿さん……ら若い論客たちがたくさん集まっている。彼らはグローバルで、保守でっあってらしくなく。右でなくて左でもない。色分けが、ない小気味よい論客である。田原氏の先行きはそんな長くはないと思う。穏やかなままに、良き論客を育ててほしいものだ。