言の葉収集

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いろいろ気ままに書きたいと思っています。

命の授業

2006-12-07 17:02:14 | 言の葉
少し前になるが、先日の日経新聞(10/30)で気になる記事があった。
書こう書こうと思っていたのだが、新聞を見失い、あきらめかけていたのだが、毎日チェックしているブログにその事が書かれていたので思い出し、ネットで調べ、引用もさせていただき、本日のアップとなる。

御年95歳の、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生は、小学生を相手に「命の授業」をしている。
目的はこどもたちに命の大切さを知ってもらうこと。
聴診器で友達の胸の音を聞かせ、そのあとで「命ってどこにあるの」と聞くと、ほとんどの子は心臓を指すらしいのだが、先生は「心臓は血液を送るモーターだ」と教える。

そして先生はこう続ける。
「命とは君達が使える時間のことだよ」

自分で使える時間がその人の「命」、そしてその「命」を自分の為だけに使っていいのかと質問する。
大切な命を無視するような考え方、時間の使い方は間違っていると、こども達は理解していくらしい。

そんな掛替えの無い「時間」を、奪う権利は誰にもないのである。
ましてや自分で使える大切な「時間」を自ら消すことはあってはならない。

こんな授業を、もっと沢山のこども達に受けさせてあげたい。