学研の「学習」が廃刊になりそうだ。
-以下記事より抜粋-
「学習」は学研創業の1946年の発刊で、販売員による訪問販売が特徴だ。ピーク時の79年には姉妹教材「科学」と合計で毎月630万部を販売したが、少子化などの影響で、現在の発行部数はそのころの1割以下に落ち込み、赤字が続いているという。
-抜粋終わり-
以前も書いた記憶があるが、小学生の頃、休み時間になると隣町の本屋さんが、その月の学研の「学習」と「科学」を売りに来ていた。
それを買いに行くのがとても楽しみで、その日は朝からワクワクしたものだ。お目当てはその付録。子供心をくすぐる学研の工夫はとても優れていた。
私は毎月「学習」を買っていた。理数系の同級生は「科学」が愛読書。
付録だけを比較すると断然「科学」が優勢だった。シーモンキー(小さな海老のような生き物)が付いていたときは、度肝を抜かれた。
粉のようなものに水を入れるだけでシーモンキーは甦る。小さな生き物が一斉にコップの中を動き回った。それが珍しくて友達の家に何度も観にいった。
「やっぱ科学やよなー」
「科学」派の友人達は胸を張って見せびらかすのである。
でも、毎年5月だけは「科学」と「学習」が両方我が家にあった。
なぜなら誕生月だったからである。5月だけは親が2冊買ってくれたのだ。
楽しみだったなあ5月の販売日は。
「付録では、学習できぬ、文系か」
-以下記事より抜粋-
「学習」は学研創業の1946年の発刊で、販売員による訪問販売が特徴だ。ピーク時の79年には姉妹教材「科学」と合計で毎月630万部を販売したが、少子化などの影響で、現在の発行部数はそのころの1割以下に落ち込み、赤字が続いているという。
-抜粋終わり-
以前も書いた記憶があるが、小学生の頃、休み時間になると隣町の本屋さんが、その月の学研の「学習」と「科学」を売りに来ていた。
それを買いに行くのがとても楽しみで、その日は朝からワクワクしたものだ。お目当てはその付録。子供心をくすぐる学研の工夫はとても優れていた。
私は毎月「学習」を買っていた。理数系の同級生は「科学」が愛読書。
付録だけを比較すると断然「科学」が優勢だった。シーモンキー(小さな海老のような生き物)が付いていたときは、度肝を抜かれた。
粉のようなものに水を入れるだけでシーモンキーは甦る。小さな生き物が一斉にコップの中を動き回った。それが珍しくて友達の家に何度も観にいった。
「やっぱ科学やよなー」
「科学」派の友人達は胸を張って見せびらかすのである。
でも、毎年5月だけは「科学」と「学習」が両方我が家にあった。
なぜなら誕生月だったからである。5月だけは親が2冊買ってくれたのだ。
楽しみだったなあ5月の販売日は。
「付録では、学習できぬ、文系か」