京都大学と住友林業の共同研究の成果の、木製の人工衛星が、年内には宇宙に飛び立つらしい。かつては
車であれ船であれ飛行機であれ、木製だった。が、たぶん加工技術の習得の難しさから鉄に代わり、木と
ほぼ同等の強度を持つアルミニウムの採用で量産効率化が図られた・・・と思う。で、人工衛星の木製化
である。人間の排出する二酸化炭素によって温暖化が加速しているだけでなく、地球を取り巻く宇宙空間
に、放棄された人工衛星や大気圏突入時に燃え尽きなかった大小様々なスペースデブリと呼ばれるゴミが
・・・漂っている。放っておけば遠く無い将来にゴミが、ロケットや宇宙ステーションを破壊しかねない
内部の機器類を別にすれば、10センチの躯体の木は燃え尽きゴミとはならない。ホオノキ・ダケカンバ
・ヤマザクラを選び、国際宇宙ステーションの船外に10カ月晒して、宇宙線や200℃にも達する温度
差でも、耐えうる事が証明されて、最終的にホオノキが選ばれた。猛烈な温度差による素材の膨張伸縮を
考慮して、釘などは一切使用せず、指し物の技術で接合する。二条城や欧州の古城の補修などを担当した
滋賀県の黒田工房が、 指し物の技術を駆使している。 0.01ミリの誤差を感知するのは・・・人の掌だ
秘密の果樹園の、◯◯◯ベリーのその後である。ここ数日の高気温で、一気に花弁が落ちた。蛇目模様を
眺めていたら、予算超過が繰り返され・参加国のパビリオンの着工が遅れ、開催が危ぶまれている大阪の
イベントの奇怪なマークを思い出した。会場を取り巻く巨大な木造の構造物は・・・再利用出来るのか?
白く滲んだ晴れ空、強めの南風が心地よく、気温15〜28℃。 午後1時の気温27.6℃、湿度50%
(11・328)36.3℃(75〜112)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます