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今回は10月1日に開業した東急バスと小田急バスと川崎市バスの計3社が合同で運行する鷺31系統(鷺沼駅〜聖マリアンナ医科大学)を運行開始当日に早速撮影しましたので紹介します。

ここは東急田園都市線
鷺沼駅です。

この度、ここ鷺沼駅から犬蔵、清水台、長沢を通り聖マリアンナ医科大学へ向かう新路線、鷺31系統の運行が10月1日から開始されました。

そんな鷺31系統は鷺沼駅改札口の目の前にある二番乗り場から発車します。

二番乗り場は元々、グリーンハイツ経由で宮崎台駅に向かう鷺11系統や鷺12系統だったり江田駅、市が尾駅を経由して青葉台駅へと向かう深夜バス鷺22系統が発着する乗り場で、新たに鷺31系統が共用で使用する様になりました。

表記にある通り、東急バスと小田急バスと川崎市バスの共同運行路線となっていて、二番乗り場に発着する系統の中で唯一の共同運行系統でもあります。

また、これまで二番乗り場は東急バスが独占して使用していましたが、今回の鷺31系統運行開始により小田急バスと川崎市バスも発着するようになりました。

バス停には運行開始を知らせる紙が掲示されていました。

また、バス停上部の行先一覧にも「鷺31 聖マリアンナ医科大学」の表記が増えました。

鷺沼駅で聖マリアンナ医科大学行きの表記…
やはり違和感凄いです。

ここで、時刻表を見ておきましょう…

今回、運行開始した鷺31系統は日中のみの運行で30分間隔、一日12往復運行されます。
その12往復のうち各社が4往復ずつ担当しています。

また、鷺31系統の他に入出庫路線として鷺沼駅〜鷲ヶ峰営業所間を走る鷺32系統も鷺31系統の最終便の30分後に1日1本新たに設定されました。

そんな感じで撮影していると、鷺31系統初便となる車が鷺沼駅にやって来ました。

こちらが鷺31系統初便となる鷺沼駅10時32分発の東急バス担当便に充当されるべく回送されてきた虹が丘営業所所属のNJ1773号車です。

聖マリアンナ医科大発の初便が10時35分発なのでこのNJ1773号車が正真正銘の鷺31系統初便に充当された車となります。

そして発車時刻2分前の10時30分に待機場から発車場所の二番乗り場に移動し乗車扱いが始まりました。

平日昼ということもありバスファンと見られる方も殆ど居ない状態だったのでガラガラで発車してしまうのかな…なんて思っていましたが、車内の座席が埋まる程度の乗車があり驚きました。
乗客の殆どの方が聖マリアンナ医科大へ向かうとみられる高齢者の方だったので改めて大病院の集客力の強さを実感する初便の乗車率確認となりました。

そして10時32分に定刻通り鷺沼駅を発車して聖マリアンナ医科大学へと向かっていきました…

続いては聖マリアンナ医科大学から入れ違いでやって来る鷺沼駅行き初便を撮影する為に駅前で待ち構える事に…

鷺沼駅到着予定時刻は10時58分となっていますが、11時を超えてもバスは姿を見せる事はありませんでした。

折り返し便となる鷺沼駅発第2便の発車予定時刻が11時2分発なので余裕の無いダイヤになっている事が分かります。

そして11時2分頃に遠くからでも目立って見える青色の川崎市バスのエルガがやって来ました。

こちらが聖マリアンナ医科大学発の初便で鷺31系統2便目でもある便に充当された川崎市バス鷲ヶ峰営業所所属のW-3422号車です。

折返し便の発車時刻後の到着になってしまった為、到着するなり急いで降車扱いが行われ車内点検が始まりました。

この時点で発車予定時刻3分後の11時5分に…

そして二番乗り場に移動し乗車扱いが始まりました。

結局、乗客全員の乗車が完了し発車したのが11時6分…
約4分遅れで鷺沼駅を発車していきました。

鷺沼駅付近は道路が渋滞する事も多く、見ている限り定時性に難があるかなぁ…と。
あと、2分くらい余裕時分が有った方が良い気がします。

今後、改善されていく事を期待します。

そんな事を思った約30分後…
鷺沼駅発第1便として最初に見送った東急バス虹が丘営業所所属のNJ1773号車が聖マリアンナ医科大学から戻ってきました。

こちらはさっきの市バス担当便と違い、ほぼ定刻通りの到着となりました。
便によって差が大きいですね。

見た感じ聖マリアンナ医科大学方面からの利用も多いようで、沿線の菅生、犬蔵エリアから鷺沼駅への需要の高さが分かります。

そして所用を済ませ1時間後の12時32分発の東急バス便で、聖マリアンナ医科大学に移動します。
バスは鷺沼駅を出ると左折しグリーンハイツ方面に向かう鷺11.12系統が走る土橋方向へ…
その後、道なりに進み土橋交差点を左折し尻手黒川道路に入ります。
なお、土橋交差点付近の各所には他系統が停車する土橋バス停が設置されていますが、鷺31系統のみ停車しません。
そして東名川崎IC横を通りながら犬蔵エリアを通過します。
土橋交差点付近からは東急バスとしては当系統単独区間となりますが、この東名川崎ICから先は虹が丘営業所→渋谷駅間で平日朝のみ運行されている通勤高速バス「TOKYU E-Liner」も同じ尻手黒川道路を運行していますが、「TOKYU E-Liner」は渋谷駅方向への片道運行の為、聖マリアンナ医科大学方向には運行されていないので、鷺沼駅発便に限ってはある意味単独区間とも言える微妙な区間を走行します。
その後、清水台交差点を右折し尻手黒川道路に別れを告げ浄水場通りに入り菅生エリアへ…
途中停留所の乗降も多く起伏の多いエリアという事もあり、エンジンぶん回しで走行していて中々乗りごたえがありました(笑)
バスは長沢交差点を左折して浄水場通りから離れると車窓左側の丘の上に目的地である聖マリアンナ医科大学が見えてきました。
そしてマリアンナ医科大前交差点を左折して急な坂道を登ると終点はすぐそこ…

鷺沼駅を発車して約25分で目的地の
聖マリアンナ医科大学に到着しました

鷺沼駅では折り返しの際に降車扱いを済ませるとすぐ乗り場に移動し乗車扱いを始めていましたが、聖マリアンナ医科大学では折り返しの時間までに余裕があったので降車扱いを終わらせると待機場に移動していました。

にしても、聖マリアンナ医科大に東急バス…
違和感が凄いです。

医科大の施設と絡めて記録しておきます。

撮影しているとあっという間に時間が経ち、折り返し便となる発車予定時刻(13時5分)の約6分前の12時59分に乗り場である百01系統が発着するバースに移動しました。

車が乗り場に着き乗車扱いが始まると既に乗り場で待っていた乗客達が続々と乗車していきました

そして13時5分に定刻通り鷺沼駅に向けて発車していきました。

バスは聖マリアンナ医科大を発車すると中々に急勾配な坂道を下っていきます。

東急バスがこの坂道を下るのは今日が初めてでしょうか…

この後は約30分後にやって来る小田急バス便を撮影しますが、少々時間があるので坂を下り小ネタを撮影しに行く事に…

ここは
聖マリアンナ医大入口です。

10月1日、鷺31系統の運行開始と同時に複数のバス停で名称変更が行われ、このバス停も【聖マリアンナ医科大グランド前】から【聖マリアンナ医大入口】に名称変更されました。

バス停の表記も全て新しい物に変えられました。

反対側の聖マリアンナ医科大学方面も同様です

ちなみにバス停に名称変更の報せなどは見かけること無く、乗客達の混乱なども見られませんでした。
あまり大きく名称が変わっていないが故でしょうか…

また、今回取材する事は叶いませんでしたが、鷺31系統の途中停留所ではもう1箇所のバス停で名称変更が実施され、労働科学研究所前バス停も菅生中学校に変更されました。

そんな所で小ネタ撮影を終えて聖マリアンナ医科大学に戻ります。

まだ少し時間があるのでバス停などを詳しく見ていきます。

聖マリアンナ医科大学バス停は複数路線の起終点で乗り場もいくつかありますが、番号が振られていないので〇〇行きのバス停という風に案内されています。

鷺31系統は前記の通り百01系統百合ヶ丘駅行きが発着するバス停から発車します。
(行先も方角も全然違いますが…汗)

また、病院玄関の各発着系統の時刻表一覧にもしっかり追加されていました。

「以降の運行はありません」の表記が中々に特徴的ですね

そんな感じで撮影していると、到着予定時刻が近づいてきたので病院入口の坂上で待ち構える事にしました。

初の撮影となる小田急バス便が鷺沼駅からやって来ました。

バスは病院に入ると降車扱いを済ませすぐに待機場へと移動…

こちらが鷺沼駅13時2分発の小田急バス担当便初便に充当された登戸営業所所属の07-E9224号車です。

東急バスが聖マリアンナ医科大学に居ると違和感凄いですが、小田急バスだと見慣れた風景に一変しますね…笑

同じ乗り場を共用して使用している百01系統の車と並ぶ場面も見ることが出来ました。

そして行き先が鷺沼駅に変り乗り場に移動…

私も乗り込み鷺沼駅へ戻ります…
小田急バス便としては聖マリアンナ医科大学を出て清水台までは向11系統などが運行している区間ですが、清水台から先は当系統単独区間となるのでこの区間を小田急バスで走破するのは中々違和感ありながらも見慣れた風景の中を走り鷺沼駅へ

1時間半ぶりに
鷺沼駅に戻ってきました。

前記の通り、鷺沼駅に小田急バスが発着するのはこれが初の事なので違和感凄いです。

そして相変わらずの折り返し時間の余裕が無いのですぐに乗り場に移動して折返し便の乗車扱いが始まりました。

その後、待っていた乗客を乗せて聖マリアンナ医科大学へ定刻通り発車していきました。

これで鷺31系統を運行する全運行会社(東急バスと川崎市バスと小田急バス)便の撮影が終わりました
最後に各会社別のLED表示を紹介して終わりたいと思います。
〈【東急バス便】鷺沼駅→聖マリアンナ医科大〉
〈【東急バス便】聖マリアンナ医科大→鷺沼駅〉
〈【市バス便】鷺沼駅→聖マリアンナ医科大〉
〈【小田急バス便】鷺沼駅→聖マリアンナ医大〉
〈【小田急バス便】聖マリアンナ医大→鷺沼駅〉

以上、紹介すべき内容はこんな所でしょうか…
今回の鷺31系統運行開始で聖マリアンナ医科大学を発着する東急バスと鷺沼駅を発着する小田急バスという共演の違和感のある光景が誕生しましたが、今後はこの風景も徐々に違和感が無くなりいつもの景色に変わっていくのでしょうね…
ちょうど1年前の2017年10月1日には鷺31系統と蔵敷で交差する新百合丘〜溝口間を結ぶ溝11系統も運行開始しましたが、そちらは今回の鷺31系統運行開始に伴うダイヤ改正で基幹系統として大幅に増発されたので溝11系統のように鷺31系統もどんどん成長して増発を続け基幹系統になっていけばいいなぁ…と思いました。

以上、鷺31系統運行開始でした!!

※1年前に運行開始した溝11系統(新百合丘〜溝口)の紹介記事は
こちらからご覧下さい。