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三丁目の夕日の乗車記

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【平日便】京王ライナー1号乗車記

2018-03-11 23:00:13 | 私鉄
毎度ご覧いただき有難うございます!!
今回は2月22日より京王電鉄初の座席指定列車として運行を開始した「京王ライナー」の平日便に早速乗車してきましたのでレポします…ここは平日夜の新宿駅です。時刻は19時30分過ぎ…
街中が帰宅を急ぐ通勤客で溢れています。今回はそんな通勤客の「痛勤」を少しでも和らげる為に誕生した京王電鉄初の座席指定列車である京王ライナーに乗車してみたいと思います。そんな京王ライナーは平日は20時から京王八王子行きと橋本行きがそれぞれ1時間に1本ずつ0時過ぎまで運転されています。なお、新宿駅の京王線ホームは「京王線新宿駅」と「新線新宿駅」の2つが有りますが京王ライナーは前者の京王線新宿駅より発車するので注意が必要です。
(間違っても改札内で移動できるのでご安心を)そして階段を降りて京王西口の改札口へ…気になる空席情報は改札口の各所に設置されているディスプレイで確認する事ができます。ちなみにこれを撮影したのは19時43分で1号の発車17分前ですが空席表示ですので直前購入でも買えないことはなさそうです。ただ、この日(取材日)は特に祝日でもない「普通の水曜日」でしたので、金曜日や祝日前の平日などはこの時点で満席ということも有り得そうです…空席を確認したら座席指定券を購入します。京王ライナーの座席指定券は一律400円で新宿駅で購入する場合は号車が指定出来ます。なお、座席は指定出来ませんが私が購入した時には窓側で発券されたので基本窓側優先な様です
ですが、場合によってはロングシート部が選択される場合があるのでその際は指定号車を変えることでクロスシート部になる可能性があるのでロングシートはちょっとなぁ…と感じる人は試してみて下さい。
(事前登録が必要なチケットレスサービスを使用して購入する場合は座席が指定出来ますのでこちらも活用してみるといいかもしれません…)チケット様式はこんな感じでした。京王ライナーの座席指定区間は八王子行きの場合は府中までなのでその旨がしっかりと表記されていました。余談ですがこのロゴマーク綺麗に印刷されてますよね…なお、座席指定券は買ったら最後。
京王ライナーの場合は車掌さんが座席指定券が購入されていない座席に着席している乗客のみに確認するので基本的に車掌による改札を受けることはありません。
(例外で改札が有る場合があります)車掌さんが改札に来た時に「あれっどこに入れたっけ」状態にならないのは良いですよね

そんな所で改札内に入って電光掲示板を見ると既に京王ライナーが表示されていました。ちなみに京王ライナーの5分前に準特急京王八王子行きの運行が有りますが、こちらは調布で通過の際に追い越します。そういえば座席指定券には描かれていたロゴは使わないんですね…汗LEDで綺麗に表示出来ないことや、そもそもロゴだと分かりにくいなどの理由があるのでしょうか…
そんな京王ライナーは全列車2番線から発車しますなお、ホーム上にも券売機は設置されているので「飛び乗り」も可能です(駆け込み乗車はやめましょう)2番線には京王ライナーの10分前に発車する特急橋本行きが停車していました。車内はご覧の通り満員…
これを見たら400円払って座って帰りたいという需要があるのも頷けます。そんな満員の車両を横目に乗車する号車の乗車位置へ行くと、既に6〜8人の乗客が並んでいました。
そして先発の特急橋本行きが発車すると入れ替わりで19時55分に乗車する京王ライナー1号が入線してきました。既に座席は昼間時のロングシート状態からクロスシート状態に変更されて回送でやってきます。方向幕などを撮影していると、早速ドアが開き乗車が始まりました。車内に入るとまずドア上のLCD画面が目に入りました。表示内容は左画面は京王ライナーやダイヤ改正の告知のみで自社の広告のみでした。
西武のSトレインなどと同じ感じですね…右側の画面では停車駅や各種案内が表示されていました。にしても府中まで無停車はやはりすごいですよね
1段目の通過駅の数がすごいです…汗
(っていうか新宿以外無停車…)
そして期待の座席に座ります。
座る際に隣席に既に乗客が着席していたので写真は撮っていませんが、座った瞬間に感じる違和感
それは京王線なのに進行方向と同じ向きに体が向いている事。
分かってはいましたが、やはり違和感だらけでした…汗ふと車内を見てみると殆どの座席が埋まっていました。
鉄道ファンの同業者の方と見られる方は見受けられず大部分の客が会社帰りとみられるサラリーマンやキャリーケースなどの大きな手荷物を持った乗客などで混み合っていました。
また、新宿駅停車中に和田一樹氏が作曲したオリジナルBGMが流れます。
これがまた落ち着く心地良い曲なんですよね…
そんな落ち着きゆったりとした空間と快適な座席に身を任せるともう発車時間…20時00分に定刻通り新宿を発車しました…
約40分の「小旅行」の始まりです

発車すると、これまた和田一樹氏作曲のチャイムが流れてその後車内放送が流れてきました。
新宿を発車したばかりなのに「次は府中に止まります」放送を聞くのも違和感有ります。
そんな車内放送を聞きながら笹塚、明大前の順に都心部を通過…明大前では1回停車しますが、これは運転停車なのですぐに発車します。
その後下高井戸を通過する頃から速度を落とし新宿駅を5分前に発車した準特急京王八王子行きを後追いしながらの走行になります。
そして桜上水で準特急と各停が入れ替わると京王ライナーの先行電は各停橋本行きに…
こちらは新宿駅を9分前に発車した列車です。
各停は八幡山で追い抜かします…
京王ライナーが各停が対比している八幡山を通過しようとしたその瞬間に…「急停車します。」と自動放送が流れ停車…
衝撃はそこまで無かったですが、あの急停車ならではの「ガクン」で車内からは少しざわめきが聞こえてきました。
が、迅速な車掌さんの放送で収束…

そのまま2分程度停車していると、車掌さんから
「後方の列車での安全確認」との放送があり当列車に支障が無い事が分かったので運転再開…

発車後は約5分の遅れで回復運転をしてるかのような爆速でつつじヶ丘を通過…

その後の調布では約3分遅れで待避をしている準特急を追い越しました。
この時点で本来の府中到着時刻…
相当な爆速ですがこの余裕のなさという事で相当キツキツなダイヤの中運行されている事が分かります。そして遅れは縮まること無く4分遅れの20時25分府中に到着しました。
府中では少しの客が降りましたがその分新たに乗客が乗車してきたので変わらずの乗車率で発車…
ちなみに座席指定区間は府中までなので、府中から先は料金無しで乗車券のみで乗車することが出来ます。
東武のライナー列車や、つい先日の10日から運行が開始された西武の拝島ライナーなどと同じ感じですね…列車は続けて20時27分分倍河原に到着…
各駅で少しずつ客が降りては再び乗車してくるの繰り返しを行いながら走り4分後の20時31分聖蹟桜ヶ丘に到着…
聖蹟桜ヶ丘では多くの乗客の降車がありました。
大体、この辺り(新宿から30分前後)の区間が八王子系統の乗客が多いエリアじゃないかなぁと感じます。
そして20時35分高幡不動に到着…
高幡不動でも降車が多く新たな乗車もありましたがこの時点で半分くらいの座席が空席となりました。
普通の特急列車だと遠距離客ほど料金が高くなるので近距離客ばかりだと席が埋まっていても利益が少ない場合が多いですが、京王ライナーの場合は一律なので新宿発車時点で席が埋まっていれば利益になるというライナー列車では特に取り入れるべき形態でしょうね…
郊外圏では一般列車になるので輸送過剰になりにくいのもポイントですよね。

そんな事を考えていると20時40分北野に到着しました。
北野では各停高尾山口行きに連絡します。
一部、乗り換えている客は見かけましたがそこまで多くなかったです。

北野を出ると最後のラストスパート…
約3分で終点の京王八王子に到着します。結局遅れは縮まること無く約4分の遅れで20時43分に到着しました。到着と同時にドアが開き他の乗客に混じりながら降車しますすると駅員が慌ただしく降車促進放送をしてすぐに閉扉…その後車内の電気が消えて側面のLED表示機も回送表示に…拝島ライナーは一般列車として折り返していきますが、京王ライナーの場合は回送で新宿に戻り再度京王ライナーの運用に入るようです…回送列車は20時50分発の特急新宿行きの後追いで発車していきました。八王子到着時は遅れが発生していましたが、特急の発車には影響が無かったため、定時で折り返していたので末端で余裕を取っているダイヤですね…
これなら折り返しに影響なさそうで考えられているなぁ…と感じました。さて、考察はこんな所にして5000系も発車していきましたし、今日はど平日の水曜日…
明日に備え私も足早と帰ることにしましょう…汗以上、京王ライナー1号乗車記でした!!


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