
今回は2018年12月にサービスが開始された東急大井町線座席指定サービス「Qシート」に再び乗車してきましたのでレポします。




ちなみに私が座席指定券を購入した直後に満席となっていたので、残数が1〜2枚しかなかったのかもしれませんね…(危なかったです…汗)



その後も列車到着までの間に多くのQシート利用客がやって来ます。
しかし、ウェイティングエリア付近に警備員(?)の方が2名居る関係で、二重に座席指定券を確認してしまう場面があり利用客に怒鳴られてしまっている姿を見掛けました。
仕方ない事かもしれませんが、連携がイマイチと言った感じなのでしょうか…
ウェイティングエリアを囲うように簡易的な柵でも作れば改善される気はしますが、中々混雑している大井町駅のホーム上にそれは難しいのでしょう…





私も早速乗車し指定の座席に着席します。

発車後に車内を見てみるとQシートの3号車は半分以上の座席が埋まっていました。
前回、乗車した時は大井町からの乗車が殆どだったのですが、どうやら途中駅からの利用も増加した様です。
隣の一般車両4号車の方は座席前が埋まり立客が多数居る状態でしたが、まだドアが閉まらないような混雑までにはなっていません。
そして先行電に追いつく事無く品川区内の4駅をスムーズに通過し19時35分に旗の台に1分延で到着しました。
大井町を5分前に発車した先行電の各停をここで追い抜きます。
旗の台では1〜2名ほど乗車が有りましたが、全体の乗車率としてはほぼ変わる事はありませんでした。
旗の台を発車して北千束を通過し約3分で大岡山に到着しました。
目黒線との乗換駅である大岡山ではポツポツと乗車があり、座席が埋まっていきました。
そして遅れを取り戻し19時38分に定刻通り大岡山を発車しました。
隣の4号車の方も混み始めてきていました。
そんな感じで車内を見渡しているとあっという間に緑が丘を通過し19時41分に自由が丘に到着しました。
自由が丘では大岡山より少ないものの、ポツポツとした乗車があり、全ての座席が埋まりました。
それと共に、座席指定券を持っていない乗客が3号車に誤乗しようとする場面が何度かありクルーの方が誘導していました。
まだ、イマイチの認知度なのでしょうか…
自由が丘では他の号車の乗降に時間がかかった為、1分延の19時43分に発車しました。
自由が丘を出ると世田谷区内の4駅をどんどん通過していきます。
上野毛駅手前や二子玉川駅手前などでは速度を落としていましたが、止まることは無く全体的に早めの速度を保って運行していました。
そして19時48分に定刻通り二子玉川に到着しました。
二子玉川にはこの先、先行電となる田園都市線の列車と入れ違いになる形での到着となりました。
ここ、二子玉川からは降車が出来るようになりますが流石に短距離の為か当駅での降車は有りませんでした。
そのまま発車かと思ったら放送が入り、、、
「信号待ちの為、当駅で暫く停車します」との事…
そして19時51分に3分遅れで二子玉川を発車しました。
隣の4号車は抑止中に田園都市線からの乗り換え客が乗車した影響でドアが閉まりにくくなるレベルの混雑にまでなっていました。
二子玉川を発車すると自動放送の後に「先行列車遅延の影響によりこの先速度を落として運転します」と言った旨の手動放送が入りました。
すると、すぐに有言実行するかの様にノロノロ運転が始まりました。
列車は田園都市線の線路に転線後、遅れを引きずりながら二子新地と高津を通過し19時55分に3分遅れで溝の口に到着しました。
溝の口では1桁台の乗客が降車していきました。
降車後にそのままホーム上の列に並んだ乗客も居たので、次の鷺沼までの止まらない各駅への需要も有るのでしょう…
19時56分に4分遅れで溝の口を発車すると、次の梶が谷で先行電の各駅停車を追い抜きました。
すると、遅れているのもあってか速度を急に上げて「回復運転」が始まりました。
宮前平と宮崎台を爆速で通過し溝の口発車から4分後の20時00分に鷺沼に3分遅れで到着しました。
かなりの速度で走行していたので、さぞや遅延が回復されただろう…と思ったら1分遅れが縮んだだけでした。
いかに元々のダイヤがキツキツに設定されているかが分かりますね。
鷺沼では溝の口同様に1桁台の降車がありました。
そして20時01分に鷺沼を発車すると、次のたまプラーザからQシートサービスが解除され3号車が座席指定券を持っていなくても乗車出来る旨の手動放送が入りました
20時02分にたまプラーザに到着すると同時に隣の2.4号車とホーム上から一般の旅客が流れ込んできました。
たまプラーザ自体の降車客は2桁台でしたが、今までの空席含め乗車してきた一般の旅客で座席が再度埋まりました。
また、サービス終了に伴い2人乗車していたクルーも降車していき名実ともに一般車両となりました
車内は立席も多いですが、ドア前が埋まる程度で居住性にそこまで問題がある訳ではありません。
そして続けて20時5分にあざみ野に到着しました。
あざみ野では立席含め降車が多く乗車はあまりありませんでした。
あざみ野を発車すると江田、市が尾、藤が丘の各駅を爆速で通過し20時9分に青葉台に到着しました。
青葉台では降車が多くあざみ野同様に乗車は多くありませんでした。
そして青葉台発車から3分後の20時12分に終点の
長津田に到着しました。

















運行開始から1ヶ月ほどが経ちましたが、変わらず満席となっていたので今まで座席指定列車という概念が無かった大井町線・田園都市線沿線民の方々に上手く定着している様です。
短距離の乗車も見受けられましたが、基本は大井町→長津田の全区間乗車が主のようでした。

1年後、5年後、10年後に「Qシート」がどうなっているのか…
これからも利用率などの動向を追って行ければなと思います。

