三丁目の夕日の乗車記

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越後交通「長岡〜新潟線」乗車記

2019-06-16 11:00:01 | 高速バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は新潟交通と越後交通が共同運行する形で運行している長岡市内と新潟市内を結ぶ近距離高速バス「長岡〜新潟線」に乗車してきましたのでレポします。

乗車便データ
越後交通(新潟交通との共同運行路線)
長岡駅前11時00分発新潟駅前12時27分着
ここは長岡駅前です。今回、乗車する「長岡〜新潟線」は新潟市と新潟県内各地を結ぶ県内高速バス路線のうちの一つで長岡駅前〜新潟駅前間で運行されています。運行本数は平日25往復(土休日22往復)で、そのうち平日22.5往復(土休日21往復)が長生橋経由と呼ばれる一般的なルートで運行されていて、平日1.5往復(土休日1往復)が北長岡経由と呼ばれるルートで運行されています。
また、平日1往復のみ東バイパス経由で運行されている便が存在します。長岡駅前の乗り場は大手口(北口)のバスターミナル内の一角にある4番乗り場です。東京や大阪方面の遠距離高速バス路線が発着する駅反対側の東口からの発車ではありませんので乗車する際は注意が必要です。さっそく乗車するべく大手口バスターミナル4番乗り場に向かいます…乗り場には時刻表と運賃表が掲示されていました今回、乗車する「長岡〜新潟線」は先程も紹介した通り一日の運行本数は平日25往復(土休日22往復)で各日朝の6時から夜の21時まで1時間に最低1本の本数が確保されています。平日朝などは20分間隔で運行されているので、長岡地区から新潟地区への通勤・通学利用も少なからずあるのだと思います。その為か、高速バス路線としては珍しい定期券が通勤・通学用で販売されています。
所要時間が1時間半弱と比較的短く、通勤・通学目的で利用することが出来るという事もあるんでしょう…気になる運賃ですが、長岡駅前から古町や万代シティ、新潟駅前などの新潟市中心部までは980円です。(区間によって運賃は変動します。)
長岡〜新潟間でJR信越本線を使用した場合の運賃が1140円ですから、高速バスの方が安価な価格設定となっています。ちなみに「りゅーと」や「Suica」などの交通系ICカードでの高速バス運賃支払いが昨年の12月1日から可能になりましたが、運賃の全額分を利用可能な交通系ICカードの残高で支払うと現金運賃より約15%割引の「ICカード割引運賃」となるので、たとえば長岡駅前〜新潟駅前間で交通系ICカードの残高を使用すると現金運賃980円より150円分安い830円で乗車する事が出来ます。ちなみにバス車内でチャージをする事は「りゅーと」を除き出来ませんので、乗車前に駅やコンビニなどでチャージをしておく事をオススメしますそんな感じで撮影していると、発車時刻の8分前の10時52分に乗車する便に充当されるバスがやって来ました。こちらは越後交通本社営業所所属の【長岡200か324号車】です。
越後交通に在籍する高速バス車両の中でも古参車の分類に含まれるエアロバスです。さっそく乗車していきます。
ちなみに後払いなので、運賃は降車する際に支払います。車内はトイレ無し2ー2の4列シートです。
なお、「長岡〜新潟線」は予約不可の定員制なので満席の場合は乗車する事が出来ません。
ちなみに席は指定されていないので空いている座席に座ります…そして11時00分に定刻通り長岡駅前を発車しました。
乗車扱い開始からポツポツと乗客がやって来て、最終的には6名が長岡駅前から乗車しました。
バスはこの先、長岡市内の各バス停でこまめに乗客を拾い、高速に乗り新潟市内方面に向かう事になります。

大手口のバスターミナルを出ると長岡駅前のメインストリートでもある大手通りを走行します。

最初の途中停留所である大手通二丁目を通過し表町交差点を左折して長生橋通りに入りました。

バスは道なりに進んでいき、千手三丁目を通過し橋長850mの長生橋で信濃川を渡り少しした所にある大島三丁目に11時7分に到着しました。
大島三丁目では2名の乗客が乗車しました。

また、大島三丁目の次のバス停である西長岡でも2名の乗客が乗車しました。

バスは再び長生橋通りを道なりに進み、喜多町交差点を左折して長岡バイパスに入りました。そして高速流入前最後のバス停である長岡インターに11時16分に到着しました。
長岡インターでは1名の乗客が乗車しました。

そして始発の長岡駅前発車から18分後の11時18分長岡ICから関越自動車道(E17)に流入しました。
ここまでの長岡市内一般道区間で計11名の乗客が乗車しましたが、何分座席数が多い車両なので空席が目立ちます。

その後、長岡ICの僅か1.6km先にある長岡JCTから北陸自動車道(E8)に入りました。
この先は新潟市内まで北陸自動車道を延々と走っていくことになります。

11時21分には長岡JCTの少し先にある長岡北に到着し1名が乗車しました。
長岡インターまでの各停留所は乗車専用でしたが、ここ長岡北からは乗降車可能となります。

ちなみに長岡駅前〜長岡北までの運賃は280円と高速バス路線としては安価な価格設定となっていますが、長岡北バス停に隣接している長岡北入口バス停から越後交通の一般路線バスを利用して長岡駅前に向かう場合の運賃は310円なので、設備もよく快適な高速バスの方が路線バスに比べて運賃が安いという逆転現象(?)が起きている中々面白い区間となっています。

余談は程々にして本題の乗車記に戻ります。
バスは北陸自動車道を走り続け11時33分に三条市にある栄に到着しました。
栄では1名の乗客が乗車しました。

そして栄を発車して5分後の11時38分には三条・燕に到着しました。
三条・燕では1名の乗客が降車しました。
この三条・燕バス停はJR燕三条駅から徒歩10〜15分圏内にある高速道路上のバスストップにしてはアクセスが良いバス停となっています。
ちなみに燕三条〜新潟・長岡間の交通手段として比較すると、燕三条〜新潟は高速バス730円、JR760円で燕三条〜長岡は高速バス690円、JR500円と両社互角な状況となっています。
ちなみに新幹線もありますが、価格設定が大幅に異なるのでここでは除外しておきます。

そんな三条・燕を発車し暫く走ると新潟市に入り巻・潟東を通過し11時55分に鳥原に到着しました。
鳥原では2名の乗客が乗車しました。

そして鳥原を発車し、ときめき大橋で信濃川を再び渡った先にある新潟中央JCTから一瞬だけ磐越自動車道(E49)を通り12時01分新潟中央ICで高速を流出しました。
また、新潟中央インター前で1名の降車がありました。
新潟中央インター前から先は降車専用となります

流出後は新潟亀田内野線に入り新潟市中心部方面に向かって走行していきます。

新潟バイパスの女池ICを超えた先にある女池インター前と県庁東を通過し、信濃川を渡った先の交差点を右折して越後線白山駅の裏手にあるがんセンター前を通過しました。

その後、越後線を潜り左折・右折を繰り返し東中通りに入り市役所前を通過しました。

そして寄居町交差点を左折し柾谷小路に入りすぐの古町に12時20分に到着しました。
金融機関が集中していて新潟市の経済の中心でもある古町では1名の乗客が降車しました。

古町を発車すると一般路線バスが停車する本町や礎町のバス停を通過し、国の重要文化財に指定されている萬代橋で信濃川を再び渡り12時25分に万代シテイに到着しました。
万代シテイでは5名の乗客が降車しました。

他の新潟交通一般路線バスに混じりながら新潟駅前まで一直線に伸びる東大通を走り12時27分に定刻通り新潟駅前に到着しました。新潟駅前では6名の乗客が降車しました。
やはり殆どの利用が長岡駅〜万代シテイ・新潟駅間でしたが、途中区間での乗降車も案外多かったのが意外でした。恐らく平日朝夕のラッシュ時間帯は満席近くになることもあるんでしょうね…ここまで乗車してきたエアロバスは乗客を降車させると直ぐに回送していきました。以上、「長岡〜新潟線」乗車記でした!!