バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

感じているものを描く

2009-01-25 06:41:33 | 
 木曜日は絵の日。2月末に展示する作品を選ぶ日だったので、朝から体調悪いけど無理して出かけた。
 作品を決めて手直しする予定にしていたが、頭が痛くて集中できない。半分過ぎたところで、「今日はこの辺で失礼します」と言って帰っても良かったが、先生のアドバイスが佳境に入って、席を外すタイミングを失ってしまった。先生の解説によると。単なる静物画や風景であっても、「自分の世界を表現する」こと。見えるものを描く。感じたものを描く。それだけでもその人の世界があるが、「この絵には何か一つ欲しい」。自分の世界を表現する何かオブジェを添えるといいとのアドバイアス。何にしようかと一緒に考えたけどいいものが浮かばず「このままでもいいけどね」と、そこで時間切れ。頭はどんどん痛くなるけど、描くことの何かを一つつかむことができたので、最後1時間無理していた収穫は大きかった。
 しかしそのまま寝る。とにかく寝る。
 長いこと眠り、途中何度か電話で起こされ、そのまま夜になり、そして夜中にふっと思いついた。何を添えるか、というより本来あるべきはずなのに、意識から外していたものがふっと見えてきた。その瞬間、先生が言いたかったことが鮮明に解った感じがした。究極は、感じているものを描く。そうか、やっぱり絵の世界は深い。

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