バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

1年生に教えられたこと

2013-04-19 08:23:15 | バネ
 4月から小学1年生を教え始めた。入学式から1週間後には5時間授業になったその日やってきた1年生は、とても疲れていた。
 そうか、1年生にとっていきなり1日授業はきついよね。こういう子どもの感覚は大人になると忘れてしまう。娘のときはどうだったか。学校生活に慣れるまで当分の間午前授業だったように記憶する。先生引率で家の近くまで集団下校し、そこで引き渡しだった。まだ子犬のバンを連れて迎えに行った。子どもは昼前に帰ってくるわけだから時間持て余して,午後は幼稚園に遊びに行っていた。自分のときはどうだったか。1年生のときはとにかく疲れたということを記憶している。「こうしなければならない」が押し寄せ,それらを遂行する緊張の連続。午後はいつもグッタリしていた。
 バネで久しぶりに迎える小学1年生。以前はたくさんいた。1年生たちは午後の時間を持て余し,学習好奇心に溢れていた。机と椅子をどかして床に座って授業したり,テラスに机を出し木の下で勉強したこともある。学習グッズも沢山手作りした。字を丁寧に書く練習,暗算を速くする練習、文章を作る練習。それらの小道具はいつの間にかどこかに埋もれてしまったし、そういう授業していたことすら忘れてしまっていた。
 「今日はつかれた」と言い床にゴロンとなった1年生を見てそんなことをツラツラと思い出した。こんなときは机使わなかったよねとか、教室内走り回らせたよねなど。
 ファイルをめくっていたら足し算九九、引き算九九シートやひらがな,カタカナボードが出てきた。またここから始めよう。

 

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