バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

自信があとおししてくれる?

2009-02-24 07:49:47 | Badminton
 出羽オープン、新潟遠征と大会が続いた。
 すごいぞ,小学生!とうなる選手がチラホラいる。すごいぞまでいかなくも、あっちの方が上だねと最初のワンミスでわかるくらい結構形が出来ている選手は多い。逆の言い方すれば,ワンミスの時点でこっちの方が下とわかるくらい基本力ができていない。あのスキだらけの立ち方、構え方。ドタバタフットワーク。開いた握りに,めちゃくちゃなフォーム。明らかに実力上の選手に,しゃかりきになって打ち込んでもコート内を走り回されるだけ。そんな時は「決めなくていいから,ミスするな」と言うことにしている。アウト、ネットの連続では見ていてもおもしろくない。せめてラリーにしておくれ、と伝える。すると、おもしろいことに、ラリーが3本から5本,7本と続き始めると相手がミスし始める。形が出来上がっている選手は,無理な体勢からも格好よく飛びつきでスマッシュ打ってくるけど、あせるからネットにかけたり、なかには空振りまでしてくれる。新潟遠征では特にこんな試合が多かった。先方にすれば,「なんであんなやつに負けたの?」って感じでしょう。もう少し上の選手になるとそう簡単にミスしてはくれないから、こんなわけにはいかないけど。
 ミラクルの中身はこういうことです。自分の力で勝ったのではなく,相手が崩れて勝っただけ。崩れない相手だとたちまち化けの皮ははがれてしまうのです。それに気づかず,「俺ってシングルス向いてるかも」などと有頂天になってしまうのも、さすが小学生。でも勝ちは,勝ち。誰だって勝てば気分がいいよね。自信がついてやる気が出るならそれはそれでいいけど。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。