バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

快適に慣れるのは早いが

2008-12-24 09:43:23 | 川上犬
 ニュージーランドからやってきた記者が東京で3ヶ月間過ごし,最初は違和感あった東京暮らしだが、今やこの快適さにどっぷりつかっているとの記事が新聞に載っていた。電車待ちは常に数分以内。どこにも自販機があって気軽に欲しいものが手に入る。そうだね。ニュージーランドからやってこなくても,長野からでも最初は東京生活は驚きの連続でした。18で上京し,池袋駅を拠点に生活を始めた。前を歩いている女子高生軍団からはらりと何かが落ちたから、「落とし物ですよ」と拾ってあげようとしたら、それはポイ捨てされたガムの包み紙だった。日暮里駅の階段で大きな荷物を抱えたおばあさんがえっちらおっちら歩いている脇を,誰も手助けせずに通り過ぎて行く。どうしたものかと悩んだけど、それは行商のおばさん達だった。そんな東京の不自然さに鈍化して行く一方,快適を当然なものとして体に染み付けて行ったのです。まあ,今日はこんな昔話を繰り広げようというのではなく,快適生活はいとも短期間にアタリマエのものになってしまうかということを言いたいのです。
 そうです、それは多くの人が懸念しているバンのことです。
 1日4回の散歩。エサは薬を混ぜやすいようにと,缶詰のやわらかフード。それもエリザベスが邪魔だからと、フォークで口まで運んで食べさせてもらう。暖かい部屋の布団で過ごし、夜は飼い主が同じ部屋で寝てくれる。快適さに慣れるには1週間でもう十分。そろそろ外犬リハビリを始めようかと外につなぐと、ヒャンヒャンと高い声で泣き続ける。 しかし昨日は小学生の強化練習会に行くために,術後初めてながーい時間外で過ごさせました。夕方帰宅し家に入れると,布団にポタポタと血液が。せっかくきれいに治ってきた傷をいためてしまったらしい。やっぱりまだ一人にしておくのは早かったのかー。傷の方は全然痛そうじゃなく,やっと布団に戻れてぐうぐう眠るバンでした。

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