バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

別所温泉を散策する 野倉のパニへ

2011-05-05 20:58:35 | 別所温泉
 ゴールデンウィークは別所温泉やその界隈の魅力再発見ウィークとなったのです。ウィークとはいっても1週間滞在できたわけではないけれど、いつになく盛りだくさんにいろいろなことができた数日間。
 この数日間滞在の第一目的は納戸の片付け。これは捨てられないと母が詰め込んだ30年分くらいのごったくの山。足下に物を置くからそれ以上中へ行かれなくなり、そうやって扉さえ開けないまま、見るのが怖い状態の空間。ここを大掃除すべし!と先週末に決意し、そして今週実行というわけ。
 本人じゃ捨てられないから、私が捨てる。惜しげもなく容赦なく捨てる。足下の物をポンポン外に放り投げると、兄が分別し軽トラに乗せる。母は遠目に見ながら、あーでもない、こーでもないとしゃべり通しだけど、おかまいなしにクモの巣を払いながら徐々に奥へと進むと、そこはゴッタクの山ではなかった。箱から出してもいない和食器の数々。これは後ほど大切に使うとして、何より大発見だったのは、確か私が高校生の時に父が買ったコーヒーミル。あの頃父は急にコーヒー通になった。格好から入った父はコーヒー関係の物をいろいろ買いそろえた。さらにはコーヒーを気取って飲むための応接セットも買った。しかしこのコーヒーミルは使いにくいとかで数回使ったまま、納戸に放り込まれていたんだー。もう一つの発見は、鰹節削り。いつの時代の物なのか、これは今どこにも売っていないでしょ。カンナの歯がいたんでいるけど、ここを取り替えれば使えそうなのでこの2点はゲット。とりあえずお宝を手に入れ気をよくし、そのまま勢いで片付けを終え、予定より早く任務終了となりました。家の中に片付いていいない空間があると運気を落とすよ、という私のさりげない一言に大いにやる気を出したスピリチュアルな兄の片付けパワーがズンズン上がって来たので、そのスキにスルリと抜け出し次ぎなる目的にダッシュで車を走らせるのでした。
 次ぎは何をすべしかって、それは別所温泉の気になるところチェック。
 野倉まで一気に車を走らせる。最近評判のレストランを拝見するために。上田では口コミNo.1。野倉はへんぴなところなんだけど、鶴瓶の旅番組に取り上げられてからというもの人気急沸騰。確かにいつも見る光景と違い、観光客風の人がそこここを散策している。夫婦道祖神があるから元々観光客が立ち寄る場所ではあったけど、これまではとりあえず見学するという物見遊山の中高年が訪れる場所的だったのに、今回は違う。この土地の散策を満喫している風の人たち。テレビの力ってすごいね。さて目指す口コミレストラン、パニはどうなったかというと。木の扉を開けると、中はほぼ満席。背中がくっつきそうなくらい狭い空間に、この土地の人じゃない風の人がコーヒーを飲んでいた。ちょ 以前こちらの店主はパンを焼いていた。このパンはとにかく美味しかった。石焼風の堅焼きで、中身がギュッとしまっていた。薄くスライスしてトーストすると最高だった。これと同じものはどこのパン屋捜してもないし、もう二度とあの味には出会えないと思っていた。今回は様子を見るだけで、今度すいている時にパン食べに来よう。このレストランは母の生家だということもあり、風がない日を選んでみんな連れて来てテラスで食事しましょう。予約はできないってことなんで、混んでいたらのんびり外で待つということですね。
 そのまま野倉を車でサーッと下り、次に目指したのは別所温泉の水墨画ギャラリー。以前から一度入ってみたいと思っていた。
 水墨画ギャラリーのお話は次回ということで。

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