昨日「純と愛」が終わった。
これで朝7時半に15分間縛られる生活から解放される。4月からは絶対連ドラみないぞ!と誓う。たった15分。連ドラはチマチマ進む。そのくせ心にジワジワしみいる。もういい加減こういう生活から解放されたい。だから次の連ドラは絶対見ない!と今決めた。
たいてい下半期の連ドラは最後見届けられないことが多かった。3月下旬は大会やら遠征やらで外出していて見られなかった。4月に入り、そういえばあの話しあの後どうなったんだろうと思い出したとしても、その時はすでに過去の話になりその連ドラへの関心は薄れている。それに最後は見届けれられなかったけど、だいたいストーリーはわかる。どうせ最後はハッピーエンドでチャチャッとまとめて、おしまいって感じでしょ。
今回は全く違った。残り3回となるのに事態収束のメドがたたない。これをうまくまとめあげるにはきっと最後にどんでん返しがあるのだろう。もし自分だったらこういうストーリーにする、などとチャーに強く語ったりしただけに、何がなんでも最後はしっかり見届けたい。なのにやっぱりこの時期に遠征。
でも、そんな状況にも関わらずしっかり最終回まで見届けることができた。
ストーリーにどんでん返しはなかった。やっぱりね。素人が作るような安易なエンディングではなかったね。
最後は愛君が目覚めず終わる。多くの含みを持たせて終わる。
こういう終わり方を求めていた。数年後の姿を見せることで視聴者の好奇心を満たすかもしれないけど,こういうことされると私たちは「知りたい」を全て知らされることによって急速に好奇心は失せて行く。全て見てしまった途端、もうその連ドラは忘却のかなたへ。
一見中途半端に思える終わり方でよい。その方が自分が考えるから。こうあってほしい、こうあるべきだ、きっとこうなるだろう、と考えるから。
演出家によるストーリー誘導が映像でちりばめられていたので想像すらも演出家の手のうちかもしれないけど、少なくともしばらくは好奇心は消えない。これが本当の狙いかな。
大きな自然の力に無力であることを改めて知らされた私たち。
もう神様に頼らない。自分の力で奇跡を起こすと思い立つ。
大きな自然、宇宙に対してちっぽけな人間。でも人間の心はその宇宙よりも大きい。
これこそが人間。
パスカルのパンセを思い出す。
子どもに読み聞かせする本は,ハッピーエンドで主人公の成長物語でないといけないという。
桃太郎しかり。一寸法師しかり。
ハッピーエンドの瞬間をしっかり届け子どもの心を安心させるのが子ども向けのお話なら、フィニッシュを自分の心で紡ぐのは大人向けの小説ってこと。
これで朝7時半に15分間縛られる生活から解放される。4月からは絶対連ドラみないぞ!と誓う。たった15分。連ドラはチマチマ進む。そのくせ心にジワジワしみいる。もういい加減こういう生活から解放されたい。だから次の連ドラは絶対見ない!と今決めた。
たいてい下半期の連ドラは最後見届けられないことが多かった。3月下旬は大会やら遠征やらで外出していて見られなかった。4月に入り、そういえばあの話しあの後どうなったんだろうと思い出したとしても、その時はすでに過去の話になりその連ドラへの関心は薄れている。それに最後は見届けれられなかったけど、だいたいストーリーはわかる。どうせ最後はハッピーエンドでチャチャッとまとめて、おしまいって感じでしょ。
今回は全く違った。残り3回となるのに事態収束のメドがたたない。これをうまくまとめあげるにはきっと最後にどんでん返しがあるのだろう。もし自分だったらこういうストーリーにする、などとチャーに強く語ったりしただけに、何がなんでも最後はしっかり見届けたい。なのにやっぱりこの時期に遠征。
でも、そんな状況にも関わらずしっかり最終回まで見届けることができた。
ストーリーにどんでん返しはなかった。やっぱりね。素人が作るような安易なエンディングではなかったね。
最後は愛君が目覚めず終わる。多くの含みを持たせて終わる。
こういう終わり方を求めていた。数年後の姿を見せることで視聴者の好奇心を満たすかもしれないけど,こういうことされると私たちは「知りたい」を全て知らされることによって急速に好奇心は失せて行く。全て見てしまった途端、もうその連ドラは忘却のかなたへ。
一見中途半端に思える終わり方でよい。その方が自分が考えるから。こうあってほしい、こうあるべきだ、きっとこうなるだろう、と考えるから。
演出家によるストーリー誘導が映像でちりばめられていたので想像すらも演出家の手のうちかもしれないけど、少なくともしばらくは好奇心は消えない。これが本当の狙いかな。
大きな自然の力に無力であることを改めて知らされた私たち。
もう神様に頼らない。自分の力で奇跡を起こすと思い立つ。
大きな自然、宇宙に対してちっぽけな人間。でも人間の心はその宇宙よりも大きい。
これこそが人間。
パスカルのパンセを思い出す。
子どもに読み聞かせする本は,ハッピーエンドで主人公の成長物語でないといけないという。
桃太郎しかり。一寸法師しかり。
ハッピーエンドの瞬間をしっかり届け子どもの心を安心させるのが子ども向けのお話なら、フィニッシュを自分の心で紡ぐのは大人向けの小説ってこと。