バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

楓を伐採

2010-09-22 09:03:10 | ガーデニング
 いつも鳩が巣作りを狙っていた楓の木が枯れてしまった。
 新緑の頃から元気がなかった。葉が小さかった。葉が枯れて散り、でも何度か芽吹きながら復活をがんばっていたようだけど、夏留守にすることが多かったから一気に葉の枯れが進んでしまった。帰宅してあわてて水やりし、ほんの少し持ち直したようにみえたのに。
 鉄砲虫が原因との説。これはかなり厄介な状況らしい。毛虫とかアブラムシに葉がやられるのとは違い、鉄砲虫の被害は木の命を絶つことになるとのこと。テッポウムシって?調べると、カミキリムシの幼虫。そういえば今年の夏、カミキリムシに庭で度々出くわしていた。父がカミキリムシを捕まえて来て,自分の髪の毛を切らせておもしろがっていたというノスタルジーな虫のイメージだったのに、実はこんなに凶悪なやつだったとは。
 さて,楓の下にはびこっていた下草をよけると,カイガラムシの穴がたくさん開いていた。そこから薬を注入しようと思ったけど,枝の一部を切ってみると,完全にだめであることが判明し、バッサリ。
 今朝、切り株回りを片付けながらいろいろ思い出していた。
 この木は家を建てた時に知り合いの人が留守の間に植えたくれた。帰宅すると庭の風景が変わっていた。
 その年台風が直撃し、枝が地面につくほどにゆすられていたので、風が落ち着くまで押さえ続けた。
 朝は障子に葉陰が揺れていたけど、今日からは陽射しがまともの入り込む。そこいらが明るくなり、木の下の植物はまさに日の目を浴びているけど、まだ切り株の存在感は大きい。しばらくこのままにしておこう。