『木』 佐藤忠良/画 木島 始/文
つい先日 初めて手にした この本を 、 私は とても好きだと思いました。
図書館で 探してもらっているとき 「あの・・・黄色の 地味な本・・・」 とつぶやかれていました。
そう、黄色の表紙に 中は 鉛筆デッサンの「木」ばかりなので 仰るとおり 地味なのです。
でも、そのデッサンの素晴しさ と どっしりとした迫力が その大木の根を思わせ、
あぁ、いいって こういうことだなーって 漠然と感じてしまうのです。
最初と 最後のページに 写真が用いられています。
最初のページを見て 娘が 「うんまっ!」って叫びました。 失礼・・・うまい!ってことです。
そして 最後のページ。
どう考えても この男性は 木を描かれた 佐藤忠良さんに違いありません。
でも、そう記されているわけでもなく いくつになっても知りたがり屋の私は もちろん福音館編集部へ
お電話させていただきました。
電話口の方が 「こちらでどうぞ」 と聞いてくださり 私の質問に 間をおいて確認をとってから
丁寧に ご返答くださいました。 「はい、お写真の方は 佐藤さんご本人です」と。
もうひとつ 伺ったことにも 即答くださいました。
90歳を超えた今も ご存命であるということ です。 本に ますますの「力」を感じます。
15年の年月をかけて 佐藤忠良さんが 彫刻の合間合間に 同じ木のデッサンを続けられたこと、
その絵に 絵本・ピーターシリーズの訳等をされる詩人の木島始さん(◎)が 文章をつけられたこと、
いろんなことを知るうちに さらにさらに 一冊の絵本に深みが増してくるようです。
お恥ずかしい話ですが、佐藤忠良さんが 彫刻家だと知ったのは このときです。
しかも 戦後の日本彫刻を 舟越保武氏とともに牽引してこられた方なのだと。
昨年までは 名前すら存じ上げなかった舟越保武さんですが、そのお子様にあたる、すえもりブックス
代表の末盛千枝子さんの講演会をおききしたことで、少しだけ 歴史の糸が つながった思いです。
次回のよみきかせの担当クラスは 6年生です。
この本を ぜひ読んでみたいと思っています。 木の素晴しい生命力、感じてくれるかな?
「この本、見たことあるでしょ?」と
うちにある 懐かしい佐藤忠良さんの作品も 一緒にもって行くつもりです。
つい先日 初めて手にした この本を 、 私は とても好きだと思いました。
図書館で 探してもらっているとき 「あの・・・黄色の 地味な本・・・」 とつぶやかれていました。
そう、黄色の表紙に 中は 鉛筆デッサンの「木」ばかりなので 仰るとおり 地味なのです。
でも、そのデッサンの素晴しさ と どっしりとした迫力が その大木の根を思わせ、
あぁ、いいって こういうことだなーって 漠然と感じてしまうのです。
最初と 最後のページに 写真が用いられています。
最初のページを見て 娘が 「うんまっ!」って叫びました。 失礼・・・うまい!ってことです。
そして 最後のページ。
どう考えても この男性は 木を描かれた 佐藤忠良さんに違いありません。
でも、そう記されているわけでもなく いくつになっても知りたがり屋の私は もちろん福音館編集部へ
お電話させていただきました。
電話口の方が 「こちらでどうぞ」 と聞いてくださり 私の質問に 間をおいて確認をとってから
丁寧に ご返答くださいました。 「はい、お写真の方は 佐藤さんご本人です」と。
もうひとつ 伺ったことにも 即答くださいました。
90歳を超えた今も ご存命であるということ です。 本に ますますの「力」を感じます。
15年の年月をかけて 佐藤忠良さんが 彫刻の合間合間に 同じ木のデッサンを続けられたこと、
その絵に 絵本・ピーターシリーズの訳等をされる詩人の木島始さん(◎)が 文章をつけられたこと、
いろんなことを知るうちに さらにさらに 一冊の絵本に深みが増してくるようです。
お恥ずかしい話ですが、佐藤忠良さんが 彫刻家だと知ったのは このときです。
しかも 戦後の日本彫刻を 舟越保武氏とともに牽引してこられた方なのだと。
昨年までは 名前すら存じ上げなかった舟越保武さんですが、そのお子様にあたる、すえもりブックス
代表の末盛千枝子さんの講演会をおききしたことで、少しだけ 歴史の糸が つながった思いです。
次回のよみきかせの担当クラスは 6年生です。
この本を ぜひ読んでみたいと思っています。 木の素晴しい生命力、感じてくれるかな?
「この本、見たことあるでしょ?」と
うちにある 懐かしい佐藤忠良さんの作品も 一緒にもって行くつもりです。
こんな大作もお作りになった方だったのですね。
末盛さんは、お父様の業績については、特にお話されず
弟さんたちの彫刻のことの方に力が入っていらしたように思います。
ROKOさんは、佐藤さんが彫刻家だと知っていらしたのですね!すごい。
私、いちばんいい「おおきなかぶ」のお話の絵の人、くらいしか知りませんでした。
もう、この本の木のデッサンが、当たり前ですが素晴らしくて
子ども達にも「見て!見て!」と強引に見せた感じですもん。
どうぞご覧になってみてくださいね。
「木」知っていらしたのですね~。
私は図書館で発行するよみきかせの小冊子に「合わせる本を選ばない本」
として紹介されていて読みたくなった本なのです(笑)
でも、手にとってみてびっくり!すごく素敵なんだもん!
当たり前だけれど、うーん、うまいなぁって思ってしまう。
お歳を計算したら97歳だとわかり、これまたびっくりです。
末盛さんのお父様と親友ってことも(何故だか!)嬉しかったりして
ぐっと近くなった1冊なのでした。
「うんとこしょ どっこいしょ」は、娘ちゃんも、もう一緒にやってくれますね?
「おおきなかぶ」知らない子っているのでしょうか?
「木」は知らなくても「おおきなかぶ」を見ることで
少しでも本を身近に感じてもらえればいいなぁと思います。
なので、導入のおはなしだったり、何かの豆知識だったり
自分の方に本を引き寄せられるものも、提供できたらいいなぁと
思ってしまうのです。
子どもたちも、どれくらいがしっかり聞いてくれるかはギモンなのですが(笑)
押し付けにならないよう気をつけながら、言葉も選びたいと思います。
「おおきなかぶ」は、教科書にも載っているし、ほとんどの子どもたちが
「うんとこしょどっこいしょ」と一緒にカブを抜いたことがあると思います。
うちの子どもたちも、この本にはずいぶんお世話になりました。
naoさんのように、今でもしりもちどっしんの経験があるというのは
なんとも微笑ましくって羨ましいことです。
地中のもぐらくんも、さぞ驚いたことでしょう!(笑)
「おおきなかぶ」もいろんな種類が(訳や挿絵)あるのですが
講演会でも、この佐藤忠良さん絵のものが一番いいとお話があるようです!
早速さがしてみようと思っています。
私は、佐藤忠良さんが彫刻家だという事は
知っていたのですよ。
絵本の講習会のときに、
「こんな素晴らしい方が、絵を描いていらっしゃる」
という例で、伺いました。
「お話と絵が一緒になってこその絵本だ」ということで、挿絵の
重要さも。
また佐藤忠良さんの絵本をみられることを、嬉しく思います。
船越保武氏のことは、存じ上げませんでした。
OL時代長崎に旅行に行った時に、26聖人の彫刻をみていた
はずなんですけれど・・・?。
でも、写真のこと、彫刻家であることも、全く知りませんでした。
電話、したんですねー
さすがの行動力に、脱帽です!!!
「おおきなかぶ」と繋がるというのも、ビックリ!
知りませんでした。
「おおきなかぶ」は、もしかしたら、一番
子ども達に読んだ本かもしれないなあ~
「うんとこしょ・どっこいしょ」って全身で読めるんですよね☆
一年生の教科書に載ってます☆
お家にもこの本あります♪
「木」の本読んだ後、大きなかぶみるとものすごく「木」の本に親しみ感じるでしょうね☆点と点をつなぐ素敵な作業jasuminさんらしいです。そんな素敵な読みきかせをしてもらえる子どもたち幸せ者だなあと思います。☆今日久しぶりにエプロンシアタ~を見る機会があって、つくりたくなってきました☆
大きなかぶ、抜いてみたいなぁ。。昨年は自分で育てた、赤大豆を抜く時に、なかなか抜けず、尻もちをつき・・・一人、笑ってしまいました。
絵本の世界に入れたら、楽しいのに。
そう、一番思った本は・・・不思議の国のアリスでした。
なんだか、、いろいろな妄想が今、頭の中で巡っています(笑)