まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

ひとのちから

2010-03-19 | まいにちのこと
オリンピックが終わり、そしてパラリンピックが始まっていますね。

金メダル第一号になった方の、事前のレポート番組を拝見していたので
娘が 「あの、おじいちゃんの人だよ。 よかったねー♪」 と報告に来ました。
幼い頃に おじいちゃんの操縦する重機に挟まれて 腕を失った青年が 金メダル
おじいちゃんに見せたいから・・・ そう取材に答えていて、どちらの気持ちを考えても 涙がでてきました。

オリンピックのメダリストには報奨金があるのに パラリンピックのメダリストにはありません。
ご存知でしたか?
管轄が違うから・・・だそうです。文科省と厚生労働省・・・でしたっけ?
こんな社会の中で、管轄の違いで可能なことと不可能なことがあるのは 理解できないわけではありません。  
でも、これはおかしいでしょ?とほとんどの人が思うでしょうに。


テレビ局に勤める同級生が いろんな場面に取材に行っていました。
そんな中で こんな文章を子供たちに送ってくれました。

阪神淡路大震災では、人々の絶望と無力さ、そして互いに助け合うやさしさを
目の当たりにしました。911では、人間の愚かな部分と弱き者が犠牲になる
むなしさを、そして、長野パラリンピックでは、目標があることで障害を乗り
越えられる可能性が人間にはあるんだと実感しました。

結局、私たちは人を追いかけ、そこから色々なことを学んでいるのだと感じら
れた代表的なものが先にあげた
3
つの出来事だと思います。


今年に入ってから、彼はハイチの地震現場も訪れていました。
また いろんなことを感じているのでしょう。
真似はできないけれど いろんなことを知ること、そして知識としてだけじゃなく
それが自分自身の知恵となるように、たくさんのことを感じることは大切だとあらためて感じます。

明日は20日。あー、思い出すなぁ。
当時渋谷で勤めていたのですが、九州の母から電話が架かってきたのですよね。
「あんたは、大丈夫だったの?」
電車通勤をしている私を心配する電話でした。
地下鉄で 大きな大きな事件の起こった日ですね。
私、誕生日だったんだけどなー。母の頭からそのことは消え失せていました。
今でも苦しんでいる方々がいることを、子供と一緒にテレビで見ました。
私の母のように、介護なしでは生きられなくなってしまった方。
また、子供と一緒に いろんなことを話したいと思います。
ケーキでも作って、食べながら話しましょうか