まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

芸術は?

2007-07-17 | まいにちのこと
子どもたちが通う、絵画教室。

ちっとも大掛かりなものではありませんが
時々近くのスーパーの依頼で、展示をすることがあります。

今年になって2回目の展示が、今日から始まりました。




ご案内の用紙に、初めてお花の絵が印刷されました。
いつもは自分の作品を恥ずかしがるお花ですが
こればかりは、大変喜んでいます。


 

大きく描けたこともありますが、
それよりも、自分の内面から出せているね、と
先生がすごく喜んで下さったお花の絵。

私は、本当にそのことが嬉しくて!

 

いつも発想豊かな葉っぱの絵。
左の絵は大きな恐竜の頭がのぞいていて、そこに稲光が・・・。

イメージを膨らませるために、よくやっているのが
最初に薄い絵の具で、ただ落書きのように筆を走らせ
そこから見えてくる形を絵にしていくこと。
そのうち葉っぱが言ったらしい。

「先生、俺、白い紙に描きたい!」

「彼が最初にいいましたね~。」と先生がすごく喜んで下さった。
「そういうことに邪魔されたくないほど、自分の中から沸いてくるんですね
 これがアートです。爆発ですよー!・・・あ、わかんないよね~」


先生は言ってしまわれた!(笑)爆発だって!!
だって、子どもたちは知ってるんですもん!

『芸術は爆発だ!』って



ゴールデンウィークに訪れた「岡本太郎記念館」

 

 

 

 


「そっかー、行ったのかぁ・・・」先生はニコニコです。

とてもとても居心地のいい岡本太郎の住まい。
画家の筆を見、緑のうなる庭にたたずみ、
子どもたちは 何を思い、何を感じていたのでしょう?





映画三昧

2007-07-17 | まいにちのこと
この3連休、台風には見舞われたものの
屋内レジャーにはうってつけの日となりました。

快晴の日に屋内では、もったいない気がしますもんね。

* * *


日曜日は、毎年恒例のポケモン映画を

「ディアルガパルキアダークライ」(公式サイト)
お母さん、このごろついていけませんの。
公開前6月には、前売り券についている「デオキシス」プレゼントの特典。
ゲーム機DSをもって行くと、新しいポケモンをプレゼントしてくれる。
子どものDSを受け取り、パパッと操作してくれたお姉さんがいいました。
「あとは、フレンドリーショップで受け取ってね!」
わかった風な顔をして去ろうとする葉っぱ・・・。
大丈夫なんかい?
心配になった母は、訊いてしまったのです・・・。
「フレンドリーショップって、どこですか?」


笑いをかみ殺すお姉さん。
「あ・・・ゲームの中です。 (葉っぱを見て)わかるよね?」


あ~、訊くんじゃなかった
そうなのね、そうなのね、ゲームの中のお店のことなのね・・・。


そして当日は、上映の前後で、やはりDSに「ダークライ」がもらえると言う・・・。
決められた設定さえしていれば、自然と受信できています。
子どものDSに「ダークライ」がやってきた。。。
ふーん、・・・なんで?  母は、ついていけない・・・。

ぜったい、私の中にもダークライをキャッチしているに違いない。


ものすごい混み具合で、私たち3人の横に、小さな男の子がひとり。
5歳くらいかなぁ?
お父さんと来てて、離れた席しかなかったらしく
心配なお父さんが、席を離れてダークライをキャッチするのを見に来ていた。

きっと映画の中で怖いシーンもあるよねー、と思い席をお譲りした。
私がそのお父さんとチェンジ。
でも、なんだか隣に子どももいないでポケモン観ているって・・・どうよ?
大人なのにね(笑)
私が良かれと思ってやることは、子どもに我慢させることが多い。
いつも、そう。
葉っぱは、いつもお母さんと手をつないで観るもんね。
これって、ただの自己満足なのかなぁって思わなくもないけれど、
あんなに小さい子なのに、独りじゃかわいそうだものね。

映画の後、聞いてみたら
「大丈夫っ!面白かったから!」と軽~く言われ、
なぁんだ・・・と、ちょっと拍子抜けの母でした。



***


そして昨日は、恒例になった ハリポタ映画の先行上映へ。
「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」(公式サイト)

葉っぱが、「これは隣じゃないと困る!」って言ってくれた。

その映画の途中でした。
葉っぱが隣で椅子を揺らしているのかなぁって思ったら、
どうも違うみたい。
どこからか、小さな声で「地震・・・?」
かなり長く揺れ、でも治まったとたん、何の疑問もなく映画の中に戻っていた。

そして忘れてしまった。
夜になるまで、「そういえば、地震あったよね」って、忘れてしまった。

中越地方で、震度6強の大きな揺れがあったことを知ったのは
夜になってからでした。
子どもたちとニュースをみながら、映画館は真っ暗だから、
そんなに揺れたらきっと怖いよねって話をしたから
葉っぱの日記には、こう書かれていました。

「ちょっとの「じしん」でよかったなーとおもいました。」

・・・ ので、母の話を聞く羽目に。
自分のところじゃなくて良かった・・・。そう思うのは仕方ない。
私の家が壊れなくて、良かった・・・と思ってしまう。
外国で航空機事故があって、そのときわざわざ「日本人客はいない模様」と言えば
なんとなく「あー、よかった」と思ってしまう。
そう思ってしまうのは、悲しいことに皆にあることだと思うけど、
もう少し、自分に起こることだったかもしれないって思おうよ。
私たちがさ、あー地震!って思いながらも映画を見てた間に
こんなに酷いことが起こっていたって、変な気がしない?

その日記に、数行が付け足されました。

「おかあさんにおしえてもらったことをわすれないようにしときます。
 にいがたの人たちは、たいいくかんにいてあつくて
 ストレスがいっぱいあってしんじゃう人もいる。」
(子どもの日記なので、不適切な言葉もあってすみません)

うるさい母だなぁって思っても、
自分なりに感じて、何かが残ってくれるといいなぁって思っています。