脳のミステリー

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電動車椅子と私

2013-04-17 11:09:52 | Weblog
2001年に病魔の後遺症を受容して、半年後には電動車椅子と二人三脚の生活を始めました。

当時はまだ電動車椅子で単独外出をする障害者は稀有な存在でした。

介護保険が普及して驚くほど単独外出の高齢者が多くなってきました。

そして車椅子での交通事故も・・・

道路で車椅子ごと転倒して救急車で運ばれたケースもよく耳にします。

障害者仲間の幾人かも事故に遭っています。

残念ながら、殆どがなるべくして救急車で・・・

安心しきって、強引な運転で・・・当然事故に遭うなあ、と思います。

車だって、自転車だって故障とか不具合は予期せぬ時に・・・





2002年から電動車椅子を使用しているという事は、操作歴11年目に入ったという事です。

初めは何台かチェンジしましたが、2007年からお世話になってきた車椅子はもう一心同体って感じでした。

でも、この冬の異常寒冷で電動の電池が大変な事になっていたのです。

電池の残量がすぐになくなってしまい、走行が心配になって来てたのです。

昨年の秋頃から予備のバッテリーも搭載して外出しましたが、途中で必ず交換していました。

製造元に話を伺おうとしたら、私のお気に入り車種は製造中止だ、という事が分かったのです。

これまで車椅子本体が故障してもすぐに修理に出して同じ型の交換車提供してくれるという有難いシステムを喜んでいたのですが、いつ何時「もう、製造元にないので他のにして下さい」と言われるかと思って、ゾッとしました。

これは、遅かれ早かれ異なった車椅子も考えておかなければ、と思いました。

そして見つけました

でもすぐに気付いたのです。

業者にはすぐ電話しましたが、後ろが重くなっていて停まるようになっている車椅子なので今までのとはチョッと感覚的に違うかもしれない、と言われました。

更に、横揺れするかもしれない、とも言われました。

その内になれるでしょう、と思って約半月乗ってみました。

右の小さな前輪が地面に付かず、クルクル回っているではありませんか

初めは道路がガタガタしているからだな、と思っていました。

でも、滑らかな道でも、病院のフロアーでも・・・クルクルは止まらないのです。

犬の散歩の時もズッと気を張って走行しなくてはならないのです。

再度、業者に連絡する前にタイヤを押してみました。

何と、左の空気がかなり抜けているのです。

右前の車輪が宙に浮いていて、左のタイヤの空気が徐々に抜けていくなんて・・・

私の体じゃあるまいし、バランスを崩しているからガタガタ揺れて、後ろに反り返ろうとしちゃうんじゃない

怖い

四つの車輪が全部ちゃんと地に着く車椅子が昨日配送されました

10年以上乗っていた車椅子より更にコンパクトですが、乗り心地はマアマアです

新しいさん、早く素晴らしいパートナーになって下さいね