Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

2月5日(金) 学生支援にお米提供

2021-02-05 16:01:57 | 日記

今日の午前中、信大・松本大などの学生支援チームが、わが家で保管していたお米150キロほどを取りに来てくれました。近く、信大で配布するとのことでした。このお米は、近所の農家から提供してもらったもので、先日こども塾で配布した際に、余りに大量で配りきれなかったものの一部です。こども塾にスタッフで来ている学生を通して手配しました。

取りにきてくれたメンバーは、アルバイトなどができない学生達の生活は依然として大変で、多くの学生が食糧支援を頼りにしていると話していました。

仮に首都圏などで大きな災害があったり、首都圏でなくても、たとえば松本などで災害が発生した場合には、とたんに食糧事情が悪くなります。経済的に困難な家庭を直撃することは目に見えています。

だとすれば、今のうちから、遊休農地などを利用して支援のための食糧を計画的につくっておくことは無駄なことではないはず。ボランティアによるそうした活動も意味のあるものになるのではないかと考えています。もちろん、農作業は大変な仕事ですから、一定の現物収入になるような形態もとらなければならないでしょうが、年々そうした支援が必要になってきているわけですから、何とかしたいと思わないわけにはいきません。

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今日の読売新聞が、独自取材として立憲民主党の岡田克也氏や中村喜四郎氏ら10人が党内グループをたちあげ「党内主流派」を目指そうとしていると報道しました。「共産党が立民に対して共闘の条件に掲げる『野党連合政権』構想に反対姿勢を示す狙いがある」との論評も。
これに対して、当の岡田克也氏は、「私は何の取材も受けていないのでビックリ。不正確かつ不誠実な記事だと思う」とツイート
志位和夫委員長は、「岡田さんとはこの5年半、野党共闘を進めるうえで信頼し、協力してきました。ご本人への取材もなく、事実と異なる記事を出すというのは、メディアとしていかがなものか、と思います」とコメント

Yahooニュースやライブドア・ニュースが読売報道を拡散しているのですから、さて、読売はこの始末をどうつけてくれるのでしょうか。

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今朝は、室温が10度以下まで下がって、いつにない寒い朝でした。ところが昼過ぎには、ポカポカと暖かくなりもう3月頃の陽気。寒暖の差がどんどん大きくなっていくのでしょうか。
しかし、例年今頃はマイナス10度とか15度くらいのときがありましたから、それから見れば急速に温暖化が進んでいるように思えます。

ここ数日、町の財政問題をめぐって、過去の財政状況をあらためてまとめておりました。18日、19日には町民説明会を開くとしていますが、それに向けて町は町民向けのコメントなどは示していません。すべてが他人任せの前例主義で通過していき、ほとんどガバナンスが効いていないこの町の現状を見るにつけ、情けないやら悲しいやら。
町の職員の皆さんはどんな気持ちで仕事をしているのでしょうか。

しかし、そんなことを言っていても始まりませんから、我々としては次のアクションを準備しなければ。


2月5日(金) 東京五輪雲の彼方へ?

2021-02-05 15:26:58 | 日記

ただでさえコロナ禍のなかで苦境に陥り、それでも精進を重ねてきたアスリートの皆さんにとっては、最後の一撃ともいえる森喜朗組織委員会会長の女性蔑視発言と、それに輪をかけた逆ギレ会見。恥ずかしくて見ていられない。

国際的なレベルからすると、下の下のそのまた下。このような人が会長では、選手を派遣できないという国が出てきても不思議ではありません。ただちに辞任を求めて、各国の選手たちに深くお詫びしつつ、日本としてのジェンダー平等への対応を明確に示すのが首相というものですが、これまたひどい対応。東京五輪はもはや幻となった瞬間でしたね。

もっとも、森会長だけの問題ではなく、この国の中に広く見られる意識が出るべくして出てきたという指摘は正鵠を射ており、「異質な人たちを排除する形でしか議論できないという弱さを抱えている」(三浦まり上智大学法学部教授)のです。こうした発言を絶対に許さないという世論が圧倒的多数にならない限り、国際社会からは相手にもされなくなるでしょうね。

「森喜朗氏の発言、いいじゃないかそれぐらいというのが素直な気持ちだ。日本は本来寛容な社会のはずだ。しかしこのくらいの発言が批判され大騒ぎになる社会になってしまったのか」と、あの田母神先生。なるほど。まだいらっしゃったんだ。

小田嶋隆氏は日経ビジネスの評論で、「女性が多い理事会は時間がかかる」のはある意味まるっきり見当外れではないとして次のように書いていらっしゃる。

=JOCのような組織で評議員に選ばれる男性の委員は、「発言しないこと」「余計な質問をしないこと」「つぶされることがわかっている提案をあえて持ち出さないこと」などを理由に組織の階梯を上ってきた人間たちであるはずだからだ=

これは「JOCのような組織」だけではなく、この国の様々な階層で行われる公の会議において、多かれ少なかれ見られること。別に不思議でも何でもない。だから、森さんがいう「私どもの組織委員会」にいる女性たちはみんな「わきまえておられる」ことを得々とお話になったのでした。
ついでに言えば、小田嶋氏は「彼は、ごく平均的な日本人だ。わたくしども平均的な日本人は、森喜朗氏と同程度には女性差別的な人間だということでもある」と看破していらっしゃる。これまたその通り。多くの「日本人」は多少は顔を赤らめながらも、「そんなに目くじらたてるほどのことなのか」とうそぶきつつ、早く記憶から消してしまいたいんじゃなかろうか。

フランスの新聞では、森発言の記事について、「この記事を読む前にハンカチをご用意ください」から始まっている(後に削除)し、ニュースのカテゴリーは「スポーツ」ではなく「うんざり」なんですって。こんなカテゴリーは初めて見るとファリードやすさん。