Mooの雑記帳

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7月28日(火) 特養あずみの里死亡事故で高裁が逆転無罪判決!

2020-07-28 16:17:26 | 日記

安曇野市の特養での入所者の死亡事故に関して、東京高裁が一審判決の有罪を破棄して、逆転無罪を言い渡しました。やったね。

これは、長野地裁松本支部が、おやつのドーナツで窒息したとの検察の言い分をそのまま採用し、罰金20万円の有罪判決を言い渡した事件。地裁での裁判の当初から、検察側の一方的な思い込みと決めつけ、介護現場への悪意が支配していました。

この事件については、次の今井恭平さんの記事が参考になります。

つくられる冤罪、あずみの里<業務上過失致死>事件(pdf)

また、「特養あずみの里 業務上過失致死事件裁判で無罪を勝ち取る会」制作の動画が、事件の概要と介護の未来にとってのこの裁判の意義を伝えています。

この事件は、高齢者へのおやつをすべてゼリー状のものにして、入所者の楽しみを奪ってしまうようになったり、いつもピリピリと「注意義務」に縛られて、他の業務に差し支えが出たり、さらには介護を希望する人材を遠ざけたりというマイナスの影響を生み出したりと、全国の介護現場に深刻な影響を及ぼしてきました。

それゆえ、全国の地方新聞が共同通信配信記事によって、逆転無罪を速報で伝えているのです。 その判決の内容はまだ伝えられていませんが、いずれ検察の無理筋が明らかになることでしょう。

たとえ、検察が最高裁に上告しようと、裁判支援の輪が全国にさらに広がることは間違いありません。完全無罪までたたかい続けなければなりません。

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