Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

7月15日(月) 都知事選での、立憲・共産の選挙協力をめぐって

2024-07-15 17:32:02 | 日記

14日の信濃毎日は、東京都知事選での蓮舫氏の敗北を引き金に、立件民主党内では共産党の共闘否定論が噴出しており、共産党はその「火消しに躍起」になっているという記事を書いた。

マスコミが「火消しに躍起」などと書くのは自由だが、その内実や背景をしっかり検証した記事を書くべきだし、また共産党も立憲民主党から共闘を破棄するというのであれば、それは自滅の道の選択であり、破棄するならどうぞというくらいの気持ちが必要なのではないか。

11日に泉立憲代表と会談した連合会長は「共産党が前面に出過ぎ、逃げてしまった票があったのではないか」「(蓮舫氏が)何か共産党さんからの候補者のように、やはり見えてしまっていたと」と述べたのだという。連合東京が小池を推しておいて、共闘についてあれこれ言う神経の方がお笑いものだとは心ある方々のもっぱらの評価。

同日、11日付の日刊ゲンダイは、「選挙に勝ったら手柄を独占し、負けたら協力相手のせいにする――。そんなダサいヤツは放っておいて、立憲には野党共闘に邁進して欲しいものだ」とバッサリ。

共闘しなければ政治革新に活路がないというのは、これまでの経験から明らかであり、立憲民主党から共闘の解消の申し出があるのであれば、共産党は無党派の人々と手を結んで政治改革の大道を歩むべきです。共闘に共産党の活路があるのではなく、むしろ逆。共産党が独自の精緻な調査に基づく活動を展開し、解決の方向を指し示すことが共産党自身を大きくし、共闘の基礎を作るのだと私は思う。

一時的には、自公政治に負けるのかもしれない。しかし、共闘がない時代から営々として地域活動に取り組み、住民の信頼を得て支持を広げてきたことを思い返すべきですし、若い世代とともにたたかう方法をしっかりと構築すべきでしょう。


7月15日(月) 入院5日目

2024-07-15 10:27:56 | 日記

7月10日の正午過ぎに入院してから今日で5日目になりました。痛みに耐えて寝ているというわけではないので、時間が経ってくれるのをただひたすら待つだけの入院生活になっています。

入院手術となったのは、膝の「半月板断裂」(10数年前に手術していた)を修復するためで、事前にはどこまで修復出来るかやってみないとわからないと言われていました。術後の主治医の話では、破断がすすみ縫合するまでもなかったので、悪さをしていると思われる部分を可能な限り処置しておいたということでした。ほとんど手術らしい手術にはなっていないのではないかと思われます。

その後の、入院生活はまことに単調。朝6時に看護師がカーテンをあけ、検温などにまわり、8時朝食。9時過ぎからリハビリ。それだけ。本当に食っちゃ寝の毎日です。今週からは主治医の治療も加わるでしょうから、少しは変化があるのかな。

新型コロナの蔓延以来、家族や知人とは直接の面会はできないので、着替えなどを持ってきてくれた妻とはガラスドア越しの会話です。妻は一人で“のびのび”と生活しているのでしょうか。たまには、離れて暮らしてみるのもいいと言ってみても、何かと不便なことは多いもの。畑仕事は一人の肩にかかってくるので大変ですし。何しろ、どんどん作物がとれるので、キュウリ、トマト、ピーマン、ナスなどは友人達に配っていると話していました。

***

アメリカの大統領選挙をめぐっては、まことにお粗末な状況が広がり、果てはトランプ氏への銃撃という「アメリカらしい」暴力行為。犯人が直ちに射殺されるというのも、まことにアメリカです。こんな銃暴力がアメリカから海外に輸出されてはたまったものではないし、まして言論が銃で封殺されるようでは、民主主義国などと言ってはいられない。

バイデン大統領の11日NATO首脳会議での失言はもはや正常レベルを遥かに超えているし、対するトランプも大統領時代から全く変わっていない。アメリカがこうした政治状況を解決する能力を失いつつあるということを世界に示しているわけで、それはこの国の政治家も同じ。人材がいないわけではない。そうした人々を見出し鍛えていく仕組みを失っているために、金銭欲・権力欲に長けたろくでもない人物が浮上することになっている。

レベルが下がれば、下がったレベルでしか物事は進まないし判断されないために、ますます政治のレベルは下がる。この国も、かの国も似たような状況に陥っているのでしょうか。